自らが行っていることを客観的に見ること

私自身はネットからの情報に対する耐性があると思っているのであまり気にしませんが、家族が誹謗中傷されたとなると考えると非常に怒りがこみ上げます。

間違いなくなにかしら匿名から挙げられた誹謗中傷に対して、その誹謗中傷を行った人を特定したいなどの復讐じみたことを考えてしまうとは思いますが、

実際に行うべきことは誹謗中傷を受けた家族に対するケアであると思います。

感情に任せずに冷静な判断を行う必要があると思います。","

ネットで誹謗中傷を行う人はおそらく大半が反省せずに続けてしまっているように思います。

それだけネットでの匿名性に甘えて、ネットを甘く見ているわけですから、その行いは必ずその誹謗中傷を行う人に帰ってくると思います。

そのため上でも挙げたように、誹謗中傷の被害者側となったときにこみ上げるような怒りに任せた対応ではなく、

冷静にやめるべきであること、必ず誹謗中傷を行う人が痛い目に会うことを伝えるべきだと思います。","

ネットでの誹謗中傷は、対面での誹謗中傷とはまったく別物であると考えています。

匿名性という見えない壁があることによって、誹謗中傷をしていることを誹謗中傷していることとして自覚できないようになっているのだと思います。

普通にネットで発言する感覚で誹謗中傷が行われているのだと思います。

ネットでの発言へのハードルが低い人ほど、無意識に誹謗中傷を行ってしまっているのではないでしょうか。

最近ではSNSなどによってネットにおける発言がとても気軽なものになってきているので、余計そのような人が増えていると思います。","

ネットでの誹謗中傷を行う人は、ネットで誹謗中傷を行っている自覚がない人が多いと思うので、周りにその行いを諭すような人が現れるか、

自らが行っていることを客観的に見ることができる機会を得ない限り、誹謗中傷を辞めることはないのだと思います。

このようにネットでは誹謗中傷をするハードルが低いだけでなく、その誹謗中傷を辞めづらい環境であることも大きな問題であると思います。

ネットで誹謗中傷を行っていることを自覚するような機会づくりをするしかないのだと思います。","

この問題のすべてはネットの匿名性などによる「対面にはない気軽な発言しやすい環境」に起因していると思います。

しかしこれはネットにおける短所であり長所でもあるので、規制を安易に行うべきではないと思います。

ネットでの誹謗中傷問題とネットの自由な環境は表裏一体なものであり、切り離せないものだと思います。

もちろんこの問題と向き合う必要はあるのですが、それによってネットという環境の良さそのものが失われることがあってはならないように思います。