本日の研修で

 

卒業した生徒たちの

 

進路指導を振り返っての分析報告があった。

 

 

この分析

 

とっても難しい!!!

 

 

国公立大学に何人合格、地元難関大学に何名合格

 

過去の実績との比較などがデータとして提示され

 

分析が述べられる。

 

 

学年団、担任、教科の指導がこうあれば

 

もっと効果的だったのではないか

 

と自分たちの指導にベクトル向けて

 

振り返ることはとても大切だと思う。

 

 

しかし

 

そのほとんどは現段階の合格者数をもとに判断されたものであり

 

実際は何が良くて、何が悪かったのかなんていうのは

 

もっと

 

先の人生を見てみないとわからない

 

ものだと思う!

 

 

合格しても不幸になるかもしれないし

 

不合格でもそれで良かったと思える人生になるかもしれないし

 

数字では良し悪しは測れない。

 

 

じゃあ

 

振り返りは必要ない、意味がないのか?

 

いや、そういことではない!

 

 

 

私たちは常に「より良く」を目指して、進化していくべきだ。

 

では、何を良しとして、何を悪として、指導するのか?

 

 

これを明確にするには

 

どんな生徒を育てたいか

 

を明確に共有することが大事だと思う!!

 

何のためにこの学校が存在しているのか

 

この学校の教育の目的をはっきりさせなければ

 

分析も答えも出せないと思う!

 

 

目的が

 

高校入試では入れなかったワンランク上の高校に負けない

 

難しい大学に通るだけの学力をつけることなのか

 

自分の人生でやりたいと思えることを見つけることなのか

 

向上心を持ってチャレンジすることなのか、

 

 

何に重きを置くかで

 

指導の良し悪しの判断は変わってくると思う。

 

 

目的や目指す方向を

 

全職員で共有することは

 

大事!!

 

 

 

個人的な考えとしては

 

やっぱり短期的な結果に捉われずに

 

子どもたちの人生に目を向けて

 

長期的な目をもって

 

指導の在り方を問い続けていべきだ

 

と思う。