く『訃報を聞いて思い出した事…。』
(なんとなく徒然に)

小山内美江子さんが亡くなった…。

代表作の一つである《3年B組金八先生》で 

金八先生を演じた武田鉄矢さんが 

「32年をゆっくり振り返り、何度も何度も思い返そうと思います。」

と追悼コメントを出された。


そのコメントに対してどうこう言うつもりはないし、またこのタイミングで言うことでもないかも知れないが…。


訃報を聞いて思い出した事を書かせて頂く。


小山内さんはシリーズの後半は金八先生からは離れている。その際

「大事なテーマではあるが学園ドラマで覚醒剤を描くのは違う。」

との主旨を述べられていた。


また「深夜番組で武田鉄矢さんが自ら金八のパロディを演じているのがショックだった…。」
とも言われていた。


この事はラジオで武田さん自身も
「《新すぃ日本語》で金八のパロディを演った時は、かなり厳しく怒られた。」

と告白してる。 


「バラエティ番組に出ると金八の衣装が用意されていて、モノマネでしか金八先生を知らないんじゃないか❓という世代のタレントから、先生と言われるのは苦笑するしかない…。」 

「人が演ったらモノマネだけど本人が演るからパロディなんじゃ…。」
と言った主旨の発言もしていた。


昨今…先生役を演じた事で

教育者と勘違いしてる…とか 

ネットで叩かれる武田さんだが、

演じた本人しか判らない

苦悩や挑戦も…諦めた挑戦もあったのだと思う。


また違う話だが

《声援》という金八先生での主題歌が
「女子高生コンクリート詰め殺人事件」で
犯人グループが被害者を拷問する際に

被害者に歌わせたり、また被害者が

自らを励ます様に歌っていた事実を知り、

別に封印した積りはないが、

暫くは《声援》を歌う気にはなれなかったし、

金八を演じるのが怖くなった…とも言っていた。 

役やパロディに関しては、武田さんの意見に同意する自分…そんなに怒らなくても…とも思うが、

そんなに怒るぐらい、命を削って金八先生を描いていたんだとも思う。


小山内美江子さんの
御冥福をお祈りします。


※前出《声援》は

最近の《海援隊》のステージで

宮沢賢治や相田みつをの詩の朗読と併せて

よく歌われてます。

https://youtu.be/KZWsFpLY9vk?si=I1R_hQeLUA4Y0Hhe