47年前の今日。
1974年3月12日。

小野田寛郎さんが
日本に帰還した。

戦争終結から29年後の事である。




当時ですら 
軍人精神の権化
軍国主義の亡霊
と言う人も居た。

事実として今
終戦後に小野田さんは
現地の民間人を殺害している事から
殺人鬼扱いする人も居る。

数年前、Twitterだったと思うが
現地の遺族の方のインタビューを訳した記事を読んだ記憶がある。
(検索してみたが出て来なかった。)

朧気な記憶だが
「猟銃を持ち(小野田さん潜伏中)何度も日本兵狩りに出た。息子の敵だからな。捕まった。と聞いて喜んだが あっ と言う間に恩赦されて日本に帰ってしまった。フィリピン政府には失望した。」
と言った主旨の話をしていた。



この遺族の気持ちや当時のルバング島の
島民の気持ちは理解出来る。

だが日本人で平然と罵る人が居るのは
自分には全く理解出来ない。

長くなったので割愛してまとめるが

戦争の狂気を身を持って体現した人。


2014年1月16日没(91歳)。

御冥福を祈る。

追伸)


いつか小野田さんの事や
小野田さんに会いに行った
(小野田さんを発見した)
鈴木紀夫さんの事は
もう少し詳しく
丁寧に書きたいな。