家庭学習での重要視度ランキング


①意欲

②姿勢、鉛筆の持ち方、丁寧さ

③できるだけ自分で考える

④正答



なんて、偉そうに書いても…



牛しっぽ牛あたま



「おうちで楽しいこと、何?」

「つみきとー、トド英語とー、〜〜〜〜〜〜。」

「んじゃ、楽しくないこと、ある?」

「◇◇(運動系の習い事)。後ろ回りは楽しいんだけどねぇ。」

「そうなんだ。(えぇー…マジかー…)」

「じゃあ□□(←Learning Time的な家庭学習の名前)は?」

「楽しくない。」

「そうなんだ。(ですよねーー)」

「いろいろやってるけど、どれが楽しくないの?」

「白玉(=ヌマーカステン)。」

「そうなんだー。じゃあ、私が全部食べちゃおー」

「〜〜〜〜」

計算名人の○○ちゃんは、足し算と引き算はどう?」

「好きだよ」

「(以下、◎◎名人を乱用して「楽しくない」発言を上塗りしようと画策…)」



牛しっぽ牛あたま



予想通りすぎて、ああああぁぁぁぁ………


家庭学習、心踊るものじゃないよねぇ……。

ごめん………。


2歳代の大失敗のせいで、家庭学習への意欲が薄くて、そのせいで姿勢が崩れやすくて、それを指摘したらさらに意欲が削がれる………という負のスパイラル。



今は一応、

朝の学習のタイミングは自分で決めてもらってるし、

「今朝の学習セット」をまとめて箱に入れてあるから、それは自分で取りに行くし、

という感じで、スタートは自発的ではあるんだけど…。




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②姿勢、鉛筆の持ち方、丁寧さで指摘するのは、


・椅子の座り方

短時間で、浅く座る、斜めに座る、肘をつく、立て膝、足を上げる、などなど崩れていく。

(だからADHDを疑った。でも意欲の問題かな、と。)


・鉛筆の持ち方等

書いている所が見えなくて、鉛筆を身体から離れる方向に倒してしまう。持つ所が鉛筆の先端に近すぎるせい。

左肘を付く。(手のひらで押さえていない)

鉛筆を噛む。(意欲低めの現れ……見た目考えてそうで実際考えてない時に噛んでる。)


・丁寧さ

点と点をつなぐ問題では、きちんと点を通る。

点描写も同様。

字もゆっくり丁寧に書く。特に最後の字で、終わった!と言って適当に書きがちなので、最後まで丁寧に。

迷路の類は壁にぶつからないように。

解答が解答欄からはみ出さないように書く。

記号も丁寧に書く。

絵に丸を付けるときは、できるだけ、その絵だけ囲むように書く。


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口うるさく言い過ぎ?

でも、正答より大事なことではないかと思うのです………特に、幼児期は。(小受はしないけど)


うーん…

幼児だから身体能力的にできないのか、

意欲を削いだからできないのか、

この子の傾向でできないのか、

見極めが必要。


意欲を削がずに指摘する方法を知りたーい……。





「いつでもやっていいよボックス」を始めてから、「丁寧に書く」ことをかなり意識させたから、朝の比較的元気なときは自発的に丁寧に書くようになってきた。


姿勢については、ひとつ終わるごとに椅子から降りて「終わったシール」を貼りに行く(=姿勢を崩す、身体を動かす)ようにもした。



夜の眠いときは、できなくても仕方ない。

だから、そもそも書く取り組みもしないし、椅子に座らなくてもいいよう、床の上でやってる。



牛しっぽ牛あたま



指摘しなくて良い環境づくりと、

意欲を削がない声掛け。

工夫し続ける。


あとは………既に削がれ切った学習への意欲の回復………どうしよう………。




ひとつ幸い(?)なのは、幼児期の家庭学習を進めるに当たって、「勉強」という言葉を一切使わないようにしたことかなぁ。


「この小学校に通って、たくさんお勉強するんだよ」とか、

「お母さんはこの大学でお勉強したのよー」

というような会話と、今の「めちゃめちゃ楽しい という訳では無い家庭学習」が言葉上では結びつかない。


楽しく家庭学習を進められないことを想定した防波堤が、多少は機能してると良いけど…。