大晦日と寅彦忌 | ぴーなつ俳句日記〜樂しく愉しく生きよ!〜

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千葉県にも数多棲息している【俳句おじさん】の一人です。その日におもったこと感じたことを俳句にのこします。タイトルの【ピーナツ】は私が千葉県八街市の出身だからなのと、そのお世話になっている千葉の地に感謝の意を込めてのことです。


令和五年 大晦日(日)


雨、シトシトと。


冬枯れの木立に、濡れ烏が一羽。



こんにちは。


ついに大晦日となりました。


関東地方で、雨の大晦日というのは、大変に珍しいのだそうな。


この雨は午後には上がるものの、その後はかなりの大風となり、荒れた年越しとなりそうです。


  【ささやくは雨の朝なり大晦日


珍しい、というか私などは初めて見たこの、大晦日の雨を詠んでみました。大晦日の、しかも日曜の朝。辺りが静かなのは当たり前だけれども、そこに降っている雨がまた、「大晦日だなぁ・・」と感じさせる何かをまとって、ささやいている。と想った千葉のおじさん。



午前三時、床の中。YouTubeにて「寺田寅彦の随筆朗読」を聴きました。



十二月三十一日は、寺田寅彦の御命日でもあるので、俳句でも【寅彦忌】というのがあります。



雨は思ったよりも早く上がり、思ったよりもスッキリと晴れわたってきました。
今のところは、穏やか過ぎるほどの大晦日。




 【どんぶりに雨後の陽さして寅彦忌


家の者たちの蕎麦は済ませた後で、さて自分の分を、と思っていたら、サーッと陽がさしてきた。低気圧通過後に、急速に天候が回復することはよくある、のかな?でも、大晦日のそれはまた格別ですな。令和五年もあと八時間余り。少しだけ、今年を振り返ろうか。



それでは、来たる令和六年が良い年となりますように。


さようなら。


 🌳🌲地球人類が救われますように🌲🌳