フランス人に
「書道(Calligraphie)をやっている」
と話すと、
「カリグラフィー ジャポネーズ(日本の書道)を?」
と返され、
思わずドキッとしてしまいました。
なぜなら、私が今専門でやっているのは
「カリグラフィー シノワーズ(中国の書道)」
だから。
そこで当然、
「え?日本人なのに何で?」
「この2つは何が違うの?」
ということになり、
とっさに納得のいく理由が出てきませんでした(T_T)
「私たちにとっても、中国の書道はベースだから」
では弱かったかな?
わりと日本好きのフランス人との会話だったら
「syodo(書道)」
で通じますが...
書道はもともと中国から伝わったもので、
まず中国書道の古典から基礎を学びます。
だから書道を学ぶ日本人のほとんどが通る道。
カリグラフィー ジャポネーズというカテゴリーを作るとしたら
日本独自の仮名文字を使って書くもので、
中国の書道とは別のものです。
.....
という感じでしょうか?
あー説明って難しい。
そもそもそんな面倒(!)なことにならないように
「極東 Extrême-Orient エクストレ モリアン」
という便利な単語があることを知りました。
La calligraphie extrême-orientale
極東のカリグラフィー
(言っている自分が「それ何?」ってなりそう笑)
フランス語で説明する時は
これを使えば
日本でも中国でもどっちも行けますね^^!
日本人の私たちから見たら
書道は書道で
アルファベットはカリグラフィー。
認知度の問題で敢えて「西洋書道」と
言ったりもするけれど、
とてもシンプル。
でも、フランス語になると
calligraphieだけではダメで
さらにはっきりさせないといけない。
ちょっと面倒ですが(^▽^;)
あらゆることがクリアになっていいですかね。
「物事を明確にしたがる」それがフランス人。
今日作った新しい動画です。
小学一年生で習う「動植物」の漢字の書き方
よろしくお願いします^^
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