前回は大学病院を紹介されるところまでを書いたので、今回はその続きからです。

 

 

紹介された大学病院へ紹介状と検査結果をもって行く。(データを大学病院に前もって送ってくれてたような気もするが記憶が定かではない。)

 

耳鼻咽喉科で診察を受ける。この時の先生が担当医になる。先生によると唾液腺癌は種類も多く細胞診の結果が間違っていることもあるので手術をしてみないと正確な病名はわからないとのこと。改めてMRIと全身の状況を見るためにPET検査を受けることになる。
PET検査の結果、顎の下の腫瘍以外は特に問題ないといわれる。(癌だったとしても転移がないと分かりすこしほっとする。)とりあえず早急に手術が必要なため手術の日程を決める。約3週間後の手術の予約を取る。
1週間後、歯の検査(手術する人には必要らしい)と血液検査と問診のため病院を訪れる。この日は主治医が休みのため別の先生に診てもらう。特に問題なく診察を終え待合室にいると慌てて先生が出てきてPET検査で肺に少し光の集積があるので、この後すぐに呼吸器内科に行くように言われる。(この前は問題ないと言われたのに…かなりショックを受ける)
呼吸器内科でPET検査とCTの映像を見てもらったところ、右の肺に3㎜程の腫瘍らしきものが見つかる。これが映像だけでは顎から転移した癌かどうかは判断がつかないため検査と治療を兼ねて摘出手術をしたほうが良いといわれ呼吸器外科を紹介される。
呼吸器外科に行ったところ早めに手術をしたほうが良いといわれ、急遽顎下腺腫瘍の手術の1か月後に肺の手術を受けることが決まる。(あれよあれよという間に物事が進んでいき、完全にまな板の上の鯉のような状態。)
2回の手術に向け入院の準備を始める。