先日、美味しいカルボナーラを食べました。
見るからに美味しそうなカルボナーラスパゲティですよね。
でも、よく見てください。
なんだか、麺が太くありませんか。
そうです、実はこれ、
スパゲティじゃなくて、
うどん屋さんの
カルボナーラうどんなんですよね。
もしも、うどんではなく、スパゲティと思われた方、
それはカルボナーラはスパゲティという先入観があるからですよね。
先入観、つまり思い込みですね。
試験でも、問題文の意味を読み違えて、
そのまま間違った答えで解答することがありますよね。
思い込みですね。
令和2年度の行政書士試験で言えば、
私は、問題5の憲法の問題文を完全に読み違えてしまいました。
問題は、
「次の文章の下線部の趣旨に、最も適合しないものはどれか。」
から始まっています。
「最も適合しない」ものを選ぶ問題なわけです。
問題用紙の「適合しない」という部分にも、
私はシャーペンでしっかり〇をつけてあります。
でも、なぜか、問題本文を読んでいるうちに、
「最も適合する」ものを選ぶ問題と思い込んでしまったのですね。
そうすると大変です。
「適合しない」選択肢は一つしかありませんが、
「適合する」選択肢が四つもあるわけですから悩むわけです。
（普通はここでおかしいと気づくべきでしたが・・・）
あれ、これも、あれも適合しそうな気がするけど・・・。
と試験中に疑問を感じながらも、
根拠もなく、自分なりに「最も適合する」ものを選びました。
当然、この問題は不正解になりました。
(これで正解だったら、それはそれで大変問題ですが)
この問題を見直ししたときなんて、
「適合する」選択肢を選ぶ問題と思い込んでいますから、
「この問題、やっぱり出題ミスじゃないかな。受験者全員正解になったりして……」
なんて思ったりしていました。
というか出題ミスと確信していました（笑）。
みなさん、
うどん屋でも、
本試験でも、
先入観や思い込みには気をつけましょう。
ところで、カルボナーラですが、
うどんはうどんで合うんですよね。
スープは和風出汁なのですが、
黒コショウとチーズがきいたベーコンたっぷりの濃厚なクリームスープ。
これに半熟卵を崩して、
コシのあるうどんに絡ませると、
いやあ、
とても美味しいこと、美味しいこと。
ここのうどん屋さんは通販で頼めませんが、
ピエトロさんのパスタソースはうどんにも合いますよ。