行政書士試験で一番難しい科目は「民法」です。

 

行政書士に限らず、宅建でも、マン管でも、

「民法」が一番理解しにくい科目です。

 

ただ、宅建、マン管なら、

基本テキストと問題集で何とか合格できるかもしれませんが、

行政書士試験の民法の問題は難易度が高く、民法専用のテキストが必要になります。

 

テキストで有名なのが、

「民法がわかった」(法学書院)と、

「国家試験受験のためのよくわかる民法」(自由国民社)です。

 

 

 

私はネットで調べたり、本屋で立ち読みした結果、

どうせ読むなら、頁数が多くて、詳しく書いてありそうな

「国家試験受験のためのよくわかる民法」を購入しました。

 

全部で564ページもあるこの本を読むのには時間がかかり、

1日平均40頁弱、半月もかかりました。

 

この本の特徴は、民法の体系的な順序に沿って記載されていないことです。

民法の基本的知識と法的思考力が自然な形で身につく構成にしたみたいですが、

読み終えても民法を理解した感覚が得られませんでした。

(まあ、1回読んだだけで文句言うな!と言われるかもしれませんが)

そこで、すぐに「民法がわかった」を購入したのですが、

結局、時間がなくて、この本は辞書代わりに数頁めくっただけで終わりました。

 

まとめると、

「国家試験受験のためのよくわかる民法」を完読したけど、

民法を理解した感覚になれなかった。

「民法がわかった」は時間がなくて読めなかった。

 

つまりどちらもおすすめのテキストではありません。

 

え?

 

じゃあ、

 

行政書士試験で一番難しい「民法」をどうやって勉強すれば良いのか?

 

それは、

 

「スー過去」一択です。

 

 

 

「スー過去」はテキストというより、問題集の範疇に入りますが、

各章ごとに記載されている「POINT」が優れもので、

とてもわかりやすく、コンパクトにまとまっていて、

十分テキストの役割を果たします。

必修問題と実戦問題をやるうちに自然と理解がすすんでいきます。

 

ただし、公務員試験の択一の過去問が掲載されているので、

記述式対策は別に必要になると思います。

でも、過去問と合わせて勉強すれば、

択一式で7問以上正解する実力はつくと思います。

択一式9問全問正解した私が言うのだから間違いありません。

(記述式は全然できませんでしたが・・・)

 

私のおすすめする、

民法を理解できる最高のテキストは、

「スー過去」です。