独学の勉強方法には色々あると思いますが、
私の場合は、FPでも、宅建でも、マン管でも、
何でもそうだったのですが、先ず、必ずテキストを一読します。
基本的に1回しか読みません。
もちろん、1回だと何も頭に入っていない状態ですが、
1回読んだらすぐに過去問や問題集をスタートします。
そして、問題集の解説でも全然わからない場合のみ、
テキストを参照します。
行政書士でも同じ方法でやりました。
私の場合は、2月までにテキストの一読を完了し、
スー過去の民法Ⅰを始めたのが2月27日です。
10日後の3月7日(ちょうど1年前)の時点では、
①出る順ウォーク問を1~30ページ
②スー過去民法Ⅰを1~165ページ
しかやっていません。
あわせて195ページ。
1日平均20ページもできていないスピードですね(笑)
3月末日までの進捗状況を見ると、
①出る順ウォーク問を240ページまで
②スー過去民法Ⅰを428ページまでで完了
③スー過去民法Ⅱを55ページまで
④合格革命肢別過去問を23ページまで
終えている状況です。
相変わらず1日平均約20ページとあまり進歩がないですが、
でも、手帳を見ると、
3月は31日のうち、半分の15日間しか勉強していません(笑)。
つまり、
勉強した日は1日平均約40ページしていたことになり、
4時間勉強していたとすると、
1時間で10ページのスピードですね。
まあ、勉強当初はそのぐらいのスピードじゃないと理解できません。
さて、ここで表題の
肢別過去問とウォーク問はどっちが良いか問題です。
計画では、
肢別過去問とウォーク問で過去問対策、
スー過去で過去問未出題対策をやるつもりでしたが、
実は、4月中旬にウォーク問をやることはあきらめて、
肢別過去問一本に絞り込みました。
なぜか。
両方やっていると、
とても時間的にこなしきれないと判断したからです。
では、
どうして肢別過去問にしたのか。
これはいくつも理由があります。
①肢別過去問は昭和62年度からの過去問を掲載しているのに対して、
ウォーク問は過去10年分と少ない。
②肢別過去問は左頁に問題、右頁に解答と見やすいのに対し、
ウォーク問は右頁に問題、裏頁以降に解答とイチイチ頁をめくらないと勉強できない。
③肢別過去問は二色刷りでポイントがわかりやすくなっているのに対し、
ウォーク問は一色刷り。
④肢別過去問には無駄な頁が1頁も無いのに、
ウォーク問は解答の構成上、MEMO欄という不要な白紙頁がある。
⑤肢別過去問にはオリジナル予想問題が掲載されているが、
ウォーク問は過去問のみ。
⑥マンション管理士試験の勉強の際に肢別過去問の重要性を認識していた。
思いつくまま書くとこんなところでしょうか。
でもウォーク問にも良いところがありました。
私が本屋で見て購入した理由の一つです。
それは、3分冊セパレート方式になっていたことです。
肢別過去問集は分冊になっていなかったので、
憲法と行政法P1~484と、
民法とその他P485〜894の間でカッターで切り、
ダイソーで買ってきた製本テープで二分冊にしました。
肢別過去問の欠点は分冊セパレート方式になっていないことですね。
ところが、最近知ったのですが、
2021年度版のウォーク問はセパレート方式をやめてしまったんですね。
え~、なんで?
なぜ?
謎です。
値段は税抜2600円で変わっていないので、
実質の値上げと思われます。
コスト削減のためか、
セパレート方式にしても、
それほど売り上げが伸びなかったか、
のどちらかでしょうか。
(まあ、ウォーク問も自分で製本すれば良いのですが・・・)
これだと、ますます肢別過去問集を購入する受験者が増えそうな気がします。
ただ、私のように問題を解くスピードが遅い人は難しいと思いますが、
こなせる人(時間がある人、問題を解くスピードが速い人など)は、
肢別過去問集に加えて、ウォーク問もやった方が良いと思います。
実際の本試験では、5肢択一で出題されるわけですから、
早くから問題になれるためには、両方やるのが正解だと思います。
さて、本題の結論です。
肢別過去問とウォーク問はどっちが良いか。
時間がない人は、肢別過去問のみ、
時間がとれる人は、両方やるのが良いと思います。
※追記
出る順ウォーク問は2021年度に3分冊セパレート方式を一度やめたものの、2022年度から、3分冊を復活させるとともに、出る順肢別過去問集を新規に発売しました。
(私のこのブログの影響だと勝手に思っているのですが、違いますかね?)
ところで、3月に15日しか勉強しなかったと書きましたが、
なんで忙しかったのか、理由を二つ思い出しました。
一つは図書館で借りていた三冊の本を読みたかったことです。
小川糸さんの作品は初めてでしたが、
「ライオンのおやつ」は本屋大賞の候補になっていて、
面白そうだったので図書館で借りました。
人生の最期を迎えるホスピスを舞台に、
死という重いテーマを軽いタッチで描いた作品です。
読みやすいので、おすすめです。
ユヴァル・ノア・ハラリさんの作品は、
現代を生きる社会人すべての方におすすめです。
これは、村上春樹さんのファン以外は読む必要はありません(笑)。
でも、この本の表紙のイラストはとても素敵です。
表表紙と裏表紙がつながっていて、ひとつのイラストになっています。
機会があれば、本屋で手にとって見てください。
(朝野ペコさんというイラストレーターの作品です)
それと、3月に勉強できなかったのもう一つの理由は、
ウーバーイーツに車をぶつけられたからです。
この話は長くなるので、また、別の機会にします。
行政書士試験を目指されている方、
これから、11月までに何が起きるかわかりません。
あなたもウーバーイーツに車をぶつけられるかもしれません。
3月中にやりたいことは、やっておいた方が良いですよ!
行政書士試験未出問題の最強攻略本 スー過去4冊