『バースデー』


君に出逢えた 

あの日の話をするね

身体で奇跡を 

感じたバースデー


あの頃僕はちょうど

仕事が詰まっていて

立ち会うことができるか

微妙だったけれど


夜中に電話が鳴って 

前のめりで病院へ

まるで映画の中みたいで

フワフワしてた


本当に僕でいいの?

僕なんかで大丈夫なの?

情けない心の声 

震えていた応援の手


会いたくて会いたくて

会いたくて会いたくて

やっと会えた君は 

嘘みたいに小さくて


会いたくて会いたくて

会いたくて会いたくて

やっと会えた君は 

大きな歌声で泣いて

僕を一瞬で笑顔に変えたんだ


対面を終えた朝方の僕は

ファミレスに行って珈琲を飲んだ

何を見るわけでもなく

何を聴くわけでもなく

ただ呆然と外を眺めていた


いつもの朝の街

特別な朝の僕

あまりのギャップに眩暈がした

朝日の窓


会いたくて会いたくて

会いたくて会いたくて

やっと会えた君は 

生きる意味をくれたんだ


会いたくて会いたくて

会いたくて会いたくて

やっと会えた君と会うため僕は

生まれてきたんだと確信した


ピンポイントのタイミングを

まるで狙ったかのように

それはとてもとても上手に

会いにきてくれたね

ありがとう


会いたくて会いたくて

会いたくて会いたくて

やっと会えた君は 

特別な愛だから


会いたくて会いたくて

会いたくて会いたくて

やっと会えたことを 

この大きな喜びを

僕はこれから何度も君に伝えるだろう