『光』

日常の風景に溶け込んだ
走る電車やマンションにも
戦ってる人がいる

気を抜くと全てが嘘みたい
忘れがちになってしまうけど
この街はいつだって汗だく

自分だけが辛いなんて
どこか思っていた
それはきっと傷つかない為のシールド

悲しみをたくさん抱えた人ほど
笑顔で生きているんだ
心に傘をさして

丁寧に積み上げたガラス玉
いつかはダイヤモンドに
変わる日が来るはずと呟く

自分は幸せだと
気付かせてくれた
眩い傍らに何ができるか自問してる
窮屈な僕のままで光を集めよう
あの子をあの人を
笑顔にするまで死ねない

静かな朝 激動の入口
それはまるで 嵐の前のよう

勝手な妄想の僕と
両手繋いでみんなが夢見る理想郷へ
そして窮屈な僕のままで光を集めよう
あいつをあなたを
笑顔にするまで死ねない

もう今は一人だけの夢じゃない