昨日は愛護センターの譲渡会のお手伝いに参加していました。
毎回譲渡会に参加するたびに思うことですが、「小さくて可愛い…」「この子飼いたーい」と思うことと、本当に「飼える」のかは別問題なのです。
生後２、３ヶ月の子犬が小さくて可愛いのは当たり前です…、騒がしいガキンチョ(←人間ね。)だって数年前には愛らしかったはずです。
母さんだって、飼いたいと思う犬はいます、、、何度も言いますが、大型のシェパードは憧れの犬で、一緒に暮らしてみたいと何度夢見たか分かりません。けれども現在の体力、財力、その他諸々の環境を考えると、たとえ目の前に新しい飼い主を探しているシェパードがいたとしても絶対に引き取ることはしません。
何度もセンターに足を運んで、この先10年以上、本当に飼えるのかどうかを見極めてください。先住犬がいる場合は特に、互いの相性が合うのか、それまで毎日の世話をしているスタッフに普段の様子を聞いて判断してください。
時々、“トライアル”を「ダメなら返せばいい」と思われている人もおられますが、愛護センターで譲渡対象となっている犬達はすでに一度放棄されたり、飼い主と離れ離れになった犬です。できればそういった犬に再度同じ思いをさせたくないというのは、こういった活動をしている誰もが願うことです。
厳しいことを書きましたが、民間の愛護団体ではもっと厳しいですよ！
“トライアル”で試されているのは、人間側だといってもいいかも…。
赤い糸探しの真っ最中のとまと君とベン君のその後です。
とま君はスタッフのNさんの日々の努力で、見違えるほどペット化しています(笑)
寂しい経験のためか、人と目を合わすことはできませんでしたが、たまにしか会わない母さんのこともチラチラ見てくれますし、散歩がとにかく楽です。横に並んで速度も合わせられるようになっています。シャイな性格がすぐに変わることはありません。先住犬のいない静かな家庭で、できれば室内飼いをして下さる方と相性がいい子です。
ベン君、今が彼の人生で一番騒々しい時です(笑)
おそらく大型犬の血を引く男の子で、ちょうど子供から大人へ移行する時期です。リードで外に出すとスゴイです！十分な散歩の時間をとることができ、今後もしつけを続けることができる方なら、楽しい相棒になります。
他にも小型のビーグル、プードルなどが成犬で譲渡対象になっています。
詳しくはこちら
をクリックして、動画で普段の様子を見てみてね。
■今日のおまけ…カブとマーヤの写真も載せときます。
