Hibiki Tokiwa Photography -237ページ目

20090314-0315 アムステルダム

Hibiki Tokiwa Photography

今ちょうどお昼。シャルルドゴール空港に着きました。
出発は夕方なのだけれど、荷物もあるし早めに空港に来てしまいました。
パリで泊まっていたホテルのwifiがうまくなくて
メールの送信や日記のアップなどがうまくいきませんでした.
連絡が滞ってしまった方、迷惑をかけました。
帰国は明日23日の夕方です。その日はオフィスで青木さんナイト。
オランダで買ったレコなどを持って行きますのでヨロチク。

0314
7時前に起床。
シャワーを浴びて朝食。シンプルなバフェだけどなかなか美味しい。
食後少し仕事をしてからチェックアウト。こぎれいなホテルともお別れ。
歩いて5分ほどの次のホテルは駅前のメインストリート沿いにある繁華街のホテル。
周辺は雑然とごった返している。
1階のパブレストランの中にレストランのキャッシャーを兼ねたフロントがある。
チェックイン時間のかなり前だったのに何も言わず鍵をくれた。
部屋に行くとまだベッドメイクの最中。前のホテルよりもかなり小汚いが
3階で外が見えるのがいい感じ。
とりあえず、荷物だけ置いて出かける。
あたりをつけていたレコード屋へ向かって歩く。
アムステルダムの道は円を描いている道と放射状に延びている道が交差している。
曲がり角を間違えてしまい、戻ろうとしたあたりにあったアンティークショップの中にレコードが沢山あった。
オランダ盤の7インチの中でいくつか欲しいものがあるので、丹念に見る.
お目当ては無かったけれど、興味深いものがいくつか。
アルバムにも掘り出し物があった。しかも想像していたより安く。
また、インドネシアがオランダ領だったこともあって、
インドネシアのレコードがあると踏んで探したけれど、まぁ1枚くらい。
しかし、偶然とはいえいい買い物が出来た。
2時間くらい掘って外に出ると雨が降っていた。
予定の道よりもずいぶん東に来ていた。
次の店は有名な店らしく、親爺も沢山の日本人が来ると言っていた。
1ユーロコーナーがあったので数は抜いたがまぁまぁといった印象。
欲しかったものがあるにはあったが、高すぎて止めた盤の方が多かった。
店を出ると晴れていたけれど、もうそろそろお店の閉店の時間が迫っていたので、
急いで次の店へ。15分くらい歩いた店は閉店間際と言うこともあって
ゆっくり見れなかった。
結局、道を間違えて行った店が値段も安く内容もよかった。
昼食を食べていないのですっかり空腹になっていたが、
それ以上に疲れていたので、ホテルに一旦戻る.
荷物を置いてベッドに横になったらもう動きたくなくなってしまった.
1時間ばかりゴロゴロしてから結局1階のレストランで夕食をとる事に。
ビールとビフテキとポテトフライ。
フランスやベルギーとは比べられないが、空腹だったし美味しかった。
ビールをもう一杯飲んでから部屋に戻る。
肩と腰が痛くて仕方なかったので、昨夜のホテルの近くにあったサウナに行く事にした。
繁華街ではないので、落ち着いた豪華な雰囲気のサウナ。
そのせいか、女性客の方が圧倒的に多かった。
オランダのサウナは混浴なので、数少ない男性陣は女性陣に隅に追いやられている感じだった.
サウナであったまり、プールで体を動かして、足湯をしていると
昼間の疲れが抜けていって体が軽くなるような気がした。
やはり、寒いせいか体が固まっていたのだと思う。
湯上がりにラウンジでのんびりしながらお茶を飲んでからホテルに戻る。
土曜日の深夜、ホテルのまわりで大騒ぎする集団を尻目に部屋に戻ってさっさと寝てしまった。

0315
8時ころ起床
1階のレストランで朝食.
前のホテルよりも少々チープな朝食。
トーストとハムと野菜。
コーヒーを飲みながらネットを見ていたら、青年がPCを貸してくれと言って来た。
なんでも、彼のPCは壊れてしまったらしい。
彼がヤフーメールを見ている間に少しおしゃべり。
マレーシアのクアラルンプールから旅行に来たらしい。
マレーシアの6,70年代の音楽が好きだと言ったけれど、
彼にはチンプンカンプンなアーティストみたいだ。
朝食後シャワーを浴びてから出かける。
天気がいいのと、昨日のサウナのおかげで快調。
ユトレヒト通りにあるレコード屋へ。
CDがメインだけれどアナログもある歴史のありそうな大きなお店.
オランダのアーティストが充実していて、値段も安かった。
もう一軒、少し離れた店に行くと日曜定休だった。
また明日来る事にして、カフェでサンドイッチとカプチーノ。
帰りはトラムに乗ってみる。ホテル近くまで戻って、近所にあるもう一軒に行ってみる。
ヨーロッパのロックのレア盤が充実していた。
ワールドミュージックもなかなか揃っていて、
クロンチョンのレコードと1ユーロレコードを中心に。
なんだかんだ買ってるうちに夕方。
かがんでみていたせいでまた腰が痛くなってきたので
今のホテルの数軒となりにあるサウナへ。
昨日のとこよりは質素で客も男ばかり。
軽くゲイサウナっぽかったけれど、昨日のサウナには無かったジャグジーがあったので
ゆっくり風呂につかり、屋上で煙草を吸っているとのびのびした気持ちになる。
昨日のサウナには無かったビールがあったので、風呂上がりに一杯。
いい気分になってダラダラとして過ごす。
ホテルに戻ってぼんやりしていたら寝てしまって、気がついたら22時ころだった。
部屋で2度寝するのもなんだし、外に出かけてみる事に。
ホテルの近所はわさわさしすぎているので、トラムに乗って、少し離れたエリアのクラブに行ってみた。
店の親爺は空手をやっているらしく、適当な日本語の単語を誇らしげに話してくる。
ちょっと強面の兄ちゃんや、露出度の高い女子が多かったけれど、みんなフレンドリーで楽しかった。
2時くらいにタクシーでホテルに戻り、すぐに寝た。


アムステルダムで買ったレコード。1€レコードは除く。

EP
TV-films / Sunny Girl
Love Generation / Goin' Dowtown
KLM Mannenkoor / Vlieg ER Eens Uit
Bebu Silvetti / Spring Rain
David & Jonathan / Lovers Of World Unite
Truitje Pak M'n Fluitje / Mien, Ik Kan Je Tieten Zien
New Musik / This World Of Water
Les Surfs / Shoop Shoop Va L'embrassa

LP
Batida / Same
Krontjongorkest / Krontjong
The Buffons / Greatest
The Buffons / Lookin'ahead
Rita Reys / Sing Michlel Legrand
Meireles e sug Orquestra / Brazilian Beat
Duncan Lamont / Bossa Nova
Poon Sow Keng / Same
Simpatico Voices & Strings / Masquerade
Sounds Orchestral / Words
Hildegard Knef / Tråume Heiben du
The Carolina Freedom Fighters / Everybody Wants Freedom
Se Tedu Matuari / Kolintang Kadoodan
Willy Garrett / In Love
The Four Score / A Song Of Joy
Juliana / Koningin Der Nederlanden
The Larry Page Orchestra / Executive Suite
Bojoura / The Beauty Of
Jossche Monitzs / Hot Club 69
Liesbeth List / Same
Liesbeth List / Die Blaue Blume
Lenny Kuhr / De Zomer Achterna
V.A. / Swigcerely Yours
Dolly Dots / Same
Birgitta Sundstrom / Duscha Allt Folk
Ellie Greenwich / Let It Be Written... Let It Be Sung
The Rod Hoeke Boogie Woogie Quartet / Racing The Boogie
Wim Overgaauw / Rogier Van Otterloo Nuages
Krontjong Ensemble Pantja Warna / Terang Bulan
Krontjong Ensemble Pantja Warna / Same
Tony Dirne / Krontjong
George De Fretes / Krontjong Nusantara
Krontjongorkest Suara Bintang Baru / Krontjong
Goy Pareira / Krontjong Herinneringen
V.A. / Gado Gado Special


20090312-0313 ロンドン→アムステルダム

Hibiki Tokiwa Photography
0312
さすがに前夜の飲酒と疲れで午前中は寝ていた。
昼にゲンさんとハルちゃんと近所のカフェで待ち合わせて食事。
スパニッシュオムレツ。かなり量があったけれど、美味しかったのでペロリ。
みんなグロッキー気味だったのでフラットに戻ってビールのみながらおしゃべり.
そんなこんなで夕方になってプーヤンが帰って来たので夕食に行く事に.
よく考えたらロンドン最後の夜だ。今回はさすがにあっという間.
アイシャとシチも誘ってブリックレーンでカレーを食べる事に.
僕はチキンカレーをキーマライスにかけて食べました.
アイシャも忙しそうだけど元気だったからよかった。
レストラン前でアイシャと別れて、残りの面子はフラットへ。
途中でワインとおやつを買ってキッチンでお喋りしながら飲み。
そのあと、それぞれの気に入ったアーティストをyoutubeで見たり
ノイエ・ドイチェ・ベレの話で盛り上がったり。
プーヤンはドイツ人とはいえ25歳なので、その割には
クラスターとかDAFとかよく知っている。

0313
昨日は解散後速攻寝てしまったので、まだくらいうちに目が覚める.
風呂にゆっくり入って、のんびり荷物を詰めたり
ちょっとだけ仕事をしたりする.
ゲンさんが10時ころやってきてコーヒーを飲みながらおしゃべり。
プーヤンも寝起きのまま顔を出して、別れを惜しむ。
通りまでゲンさんが送ってくれてタクシーでパディントン駅へ.
なんだかあっという間だったし、イーストにしかいなかったけれど、
本当に居心地がよかった.次はいつこれるかな?
パディントンからヒースローエクスプレスで15分ほど。
ヒースローのターミナル5は新しいターミナルで綺麗だった.
チェックインして荷物を預け出国.
思いのほか早く入れたので、サンドイッチとジュースで腹ごしらえ.
30分ほどしたら搭乗。
アムステルダム行きのブリティッシュエアウェイズは空いていた。
機内ではチーズラップとコーラ、コーヒー。
ぼんやりしていたら1時間少々でスキポール空港に到着.
あっけなく入国審査も終わり荷物をとってゲートへ.
デンハーグ在住のちひろちゃんが迎えに来てくれていた.
インターシティでアムステルダム中央駅へ.
今まで行ったヨーロッパの街の中では一番雑然としている印象.
今朝とりあえず予約したホテルでチェックインする。
どのエリアが好みかわからなかったので、駅前にたんだけど、
ホント駅のすぐソバだった。で、駅前ホテルの割にはこぎれい。
もう夕方の16時過ぎなのでとりあえず荷物をおいて散歩に出る.
道が円を描いているので、場所感がなかなかつかめない。
ちひろちゃんもそんなにアムステルダムは詳しくないらしい.
ひとしきりブラブラしてカフェでお茶を飲む.
歩いてるとそうでもないけれど、店頭の椅子に座ってるとさすがに冷える.
一旦ホテルに戻ってコートを着てから夕食に出かける.
コーヒーショップやちょんの間が多いエリアのタイ料理店
人気の店らしく少し待ったのだけれど味はおいしかった.
オランダの人はあまり辛いものが苦手なのか、辛さはかなりマイルドだった。
鶏の串焼き、トムヤムクン、イカのガーリックソース炒め、豚肉の炒飯
量が多くてかなり腹一杯になった.
お茶でもしたいところだったけれど、それも入らない感じだったので散歩.
運河沿い赤線地帯は週末と言うこともあって大賑わい。
男子よりも女子のグループの方が売春婦を見てキャーキャー言っている印象だった。
ちひろちゃんを駅まで送っていて、駅のコンビニで飲み物を買ってホテルへ。
ベッドに横になったら服も脱がずにぐっすり寝てしまった.

20090310-0311 ロンドン1日目2日目

Hibiki Tokiwa Photography
Hibiki Tokiwa Photography
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昨日の日記は釣るつもりは無かったのですが、事故と言うタイトルで心配して日記を見てくれた方も多くお騒がせしました。
今はぼんやりとロンドンで過ごしております。

3/10
早朝、仕事を切り上げて渡航の準備.
2週間とはいえ、そんなに荷物を持っていかなくてもいいかな。
小降りのトランクが2ヶ。入れるものはないけれど、帰りはレコードが詰まってるかも知れないので。
今回のメインである新しいカメラと新しいノートブック。
もうこれだけで普通に仕事ができるセットだ。17インチにしたので前より大きくなったけど、
ギリギリでリュックに収まったので気分がいい。
これで飛行機の中でも作業が出来る。
本を数冊ねじ込んで家を出る。一番早いのは青山一丁目までタクシーで行って
そこから水天宮まで半蔵門線。水天宮の箱崎シティエアターミナルからリムジンバスというコース。
水天宮からならリムジンバスは10分おきくらいででているので、時間を気にする事もない。
ただ半蔵門線が少しラッシュ気味で荷物の多い人は白い目で見られる。
空港はeチェックインになって並ぶ事も無くなった.
トランクをひとつ預けてさっさと出国.これまた並ばずにすんだ。
昨年の6月に帰国してから久しぶりの海外。
寝てないし、風呂も入ってないしヒゲもボーボーなのでとりあえずシャワールームに直行。
小さなユニットバスだけど、浴槽があるのが嬉しい。
お湯につかりながら、髪を洗い葉を磨きヒゲを剃る。
すっかりサッパリして、新しいシャツを着て、あとは搭乗して寝るだけ。
12時発のJALロンドン行きは、新しいボーイングの777-300が運行している、
ここしばらくのヨーロッパはANAだったので、747の古めの機体だった。
この路線は機内の大半がファースト、ビジネス、プレミアム・エコノミーで、
普通のエコノミーは機体の後方に押しやられている.
ラッキーなことに隣の席が空席だったので、エコノミーとはいえあぐらかいて座ったりと快適だ。
軽くお酒を飲んで、すぐに食事。チキンカツ丼だった。まぁまぁの味だったけれど、ザックリしたメニュー。
食べ終わって映画を見ようかとチャンネルをパチパチしてるうちに寝てしまった。
目を覚ますと飛行機はロンドンまであと5時間の場所を飛行中。
やり残していた仕事をある程度仕上げたり、日記を書いたり、
あとは、軽食を食べて本を読んでいたら着いてしまった。
去年はパリからユーロスターでロンドンに入ったので、ヒースローは十数年ぶり
変わったとか変わらないとか以前にまったく覚えてなかった。
特に混む事もなく入国して、荷物を受け取りヒースローエクスプレスでパディントン駅へ.
オイスターカード(スイカみたいなやつ)を忘れてきたので地下鉄が面倒くさくなり、
タクシーでブリックレーンへ。ボディギャラリーに着くと、
ドクターボインことディーンが本業のペンキ塗りをしていた.
ゲンさんと再会を喜んで、ハルちゃん、ディーン、ディーンの親父さんのジムとだらだらする。
夜にシチも仕事を終えて顔を出してくれた。
半年以上ぶりなんだけれど、なんだかあっというまになじんでしまうユルさが気持ちいい.
21時ころフラットメイトのプーヤンもやってきて、近所のトルコ料理店からご飯を買って来てボディで食べる.
ご飯も食べ終わり、ボディを閉めて、みんなでフラットに。ゲンさんはハルちゃんの家に行く事にして部屋を空けてくれた。感謝。
一人になったら、さすがに疲れてたのかあっという間に寝てしまった.

3/11
朝6時ころ起床。ゆっくり風呂にはいってプーヤンが起きるまでのんびり作業をしたりして過ごす.
10時過ぎにゲンさんもやって来て起きてきたプーヤンも一緒に3人で朝食に行く.
フラットの近所の典型的なイングリッシュブレックファーストを出す店.
豆、ベーコン、卵、ソーセージ、フレンチフライとトースト。美味い。
食後、みんなでバービカンまで行ってみる。建物や美術館を見ながら散歩。
学校を終えたハルちゃんも加わってから、中庭でお茶を飲む。天気がよくてのどかな暖かな日。
歩いてブリックレーンの方に戻って、シチが仕事中のスタジオに遊びに行く.
シチが働いているのは、ヴィヴィアン・ウェストウッドの息子、ベン・ウェストウッドのオフィスで、
今日はベンとパートナーのバンスリーが出しているデイリー・テラーという雑誌の撮影の日。
ベンやバンスリーに挨拶してなかなか始まらない撮影をビールをのみながら待つ。
メイクが終わってからフィルムを買いに行ったりとのんびりしている.
ベンはフォトグラファーとして活躍しているが、今日はメイクしてモデルをしていた。
なかなか撮影も進まないので、ブリックレーンに戻りボディでコーヒーをのんだ。
7時半頃から友達達が集まって食事をしようというので、ゲンさんがグローブという店を予約してくれた。
前に来た時も、もっとも美味かった店のひとつだけど、その時は名物のピザが食べられなかったので、
今日はピザパーティになりそうだ。
ゲンさん、ハルちゃん、仕事を終えたシチとヒロシさんとジェイさん、
ディーン、タカシさん、プーヤン、フィリピン人のフォトグラファーのRJ。
賑やかなパーティになったし、みんなでピザを頼んだので、食べきれないほどピザが並んだ。
食後に仕事が入ってて来れなかったタカさんが働いているジュノーに飲みにいく.
しかし、サッカーのチャンピオンリーグらしく、店の中はスクリーンを見て熱狂する人たちでごった返している.
結局、一杯飲んでみんなでボディに逆戻り。
仕事を終えたタカサン、彼女のユカさんや他の友達達、ボディで働いているコーネリアスなんかも加わって
ボディの閉店後も盛り上がり結局解散は朝の4時。楽しくも長い一日だった。