いつも弾けないあの部分。
私、指速く動かないからね。。。
もしかしたら、
指が動かない以外に理由があるかも。
ポピュラーピアノで
大人の心地よい日々をお手伝い
横浜市戸塚区の
大人のピアノ教室・エレクトーン教室
音楽教室 響
講師の しばやま みえ です。
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曲中で速くて弾けない部分があると、
「私、指速く動かないから」と思う方が多いです。
特別指が速く動く自信がある方以外は、
そう思うようです。
もしかしたら、本当にそうかもしれませんが、
それ以外の理由かもしれません。
最終的に「指が動かないせい」でしたら、
指を鍛える長期戦となりますが、
先に他の理由をチェックしておきましょう。
<チェックポイント1>
毎回いきあたりばったりの指遣いをしていませんか?
運指(指遣い)の見解は、指導講師により異なり、
とても厳しい先生からゆるい先生までいろいろです。
私の場合は、
「特に守って欲しい指番号」のみ強調しています。
そして、弾くにくい場所は、
毎回同じ指遣いをするようにしてください。
(レッスン中に私もお伝えしますし、
自分で考えてもらってもよいです)
難しい部分だけでかまいませんので、
指遣いごと暗譜して、
ゆっくり~速くまでを、じっくり練習してください。
<チェックポイント2>
速さに付いていけてないのは、指ではなく頭かも?
失礼な書き方ですみませんm(__)m
一筆書きのように一気に弾かなければならない部分、
そのフレーズが頭に入っていますか?
ゆっくり弾いても一筆書きで出てこなければ、
そもそもそのフレーズが頭に入っていないだけかもしれません。
やはりその部分を暗譜するほど理解し、
まず頭に入れる。
そして繰り返し練習で指(身体)になじませる。
一気に弾けないうちは、
ブレーズを3分割や4分割して、
バラバラ練習→徐々に一気に弾く
という手順で練習してみてください。
その際、必ず、
分割しても、一度に弾く時と同じ指遣いで
弾いてください。
<チェックポイント3>
その2に関連していますが、
目の動きが、これから弾くであろう鍵盤に移動できていますか?
動く範囲が速くて広い場合は、
特に目の動きが重要です。
一瞬どこを弾くか迷う場合は、
目が付いていけていません。
これも練習の時に意識してチェックし、
目を弾く場所にうごかし、
確実にそこを見て弾く練習をしてください。
(となると、その部分だけでも暗譜が必要ですね^^;)
※注)
ピアノもブラインドタッチで弾きましょうという考え方があり、
それは私も賛成なのですが、
難しいところに限り「見て確認」をおすすめします。
平たく言うと、
「暗譜するほど練習してね」
ということになってしまいますが^^;
(画期的でなくてスミマセン。。。)
上のチェックポイントを守ると、
効率よく弾けるようになりますので、
是非試してみてくださいね(^^)/