FM TOWNS 20F (三代目モデル) 分解の流れ | ひびきのブログ(仮) X68kとかのこと

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素人が集めたオールドパソコンやゲーム機について気ままに載せています。
今はX68kが熱いので、初心者が使える、特別な技術のほとんど必要ない活用法を書いてます。

修理を先に投稿したけど、電源ユニットの取り外しには、ほぼ完全分解が必要となりました。
ちなみに修理はこちらにあります。

 

左側パネルの取り外し
2箇所のロックを下ろして、ロック自体に指の爪をかけて少し強めに手前に引くと開きます。
ちなみにここに爪はないのである程度思いっきり開けても大丈夫。

 

面のフロッピーディスクドライブのカバー取り外し
少し太めのマイナスドライバーを、フロッピーディスクドライブの丈夫にあるカバーの隙間に挿して、手前に軽くこじって蓋を外します。
蓋の下にカバーの固定ネジがあるので外します。プラスドライバーの2番が適切です。
フロッピーディスクドライブの前面カバーは、左側から扉を開くように開き、手前に抜き取ります。

 

本体上部パネルの取り外し

フロッピードライブと順番はどちらでもいいのですが、本体上部パネルが金属フレームに引っかかっている爪を、少し強めに押せば、上に抜けます。ある程度(写真の程度)斜めに上げたら、手前に引けば、背面パネルに刺さっているため少し抵抗はありますが、爪は折れません。

 

フロッピーディスクドライブの取り外し
フロッピーディスクドライブはケースに収まっていて、左右にロックするためのタブが出ています。これを両方同時に上に引き上げ、そのままタブを掴んで手前に引くと、フロッピーディスクドライブが抜けます。
裏はDOS/Vとかでよくある44Pコネクタに刺さっているだけで、ネジなどは使われていません

 

CDROMドライブ部分の取り外し
フロッピーディスクドライブを外した状態で、金属フレームの上面に親切にも穴が空いているので、ネジを1本抜きます。
ここのネジは、てっぺんのフロッピーディスクドライブカバーを止めていたネジより長いものでした。
CDROMドライブ部分は、リボンケーブルと、コネクタ3つがつながっているので、リボンケーブルは上下を手前に少し引き、リボンケーブルを抜きます。もう一つも同様に抜き、残りのコネクタ3つも抜きます。
コネクタ2つは同じピン数ですが、左側面から見て手前が「10」、奥は「9」と印刷されているので、戻す場合は間違えないようにしましょう。

 

本体後ろパネルの取り外し
金属フレームに引っかかっている2つの爪を外し、左側も少しこじるように右側から開くように取り外します。

 

金属フレームの取り外し

三代目モデルは、それ以前と違ってこの金属フレーム以外はすべてプラスチック素材でできています。上部にある4つのネジだけで留まっています。
ネジを外すと金属フレームは、下部がプラスチックのフレームに引っかかっているだけなので、上の方を持って手前に外すだけ。

 
マザー基板の取り外し
まずは落ち着いて、本体を前から見て左側の縦に固定されている金具を外します。ネジを取って少し斜めにすると外れます。
拡張カードを引き抜く際に、マザー基板に固定されているライザーカードが引っ張られないようにしているようです。
次にマザー基板を、と行きたいところですが、真ん中の写真にあるマザー基板2ネジ止めされている金具が電源ユニットのスリットに刺さっていて本体左側にずらすことができません。
そこで一旦落ち着いて、電源ユニットを少しだけ本体後ろに、1センチほど引き抜きます。そのときにファンを固定している白い枠と、挟まっている金具が外れますので、ファンのコネクタも抜きます。
マザー基板のライザーカードに、電源ユニットがコネクタに刺さっているので、引き抜けていればOK。引っ張り過ぎたらコネクタにまた刺さらない程度に押し込んでおきます。
これでようやくフリーになりますので、マザー基板のちょうど真ん中にある金具が電源ユニットにから外れるように少し上にずらしながら、本体左側にゆっくり引き抜きます。このようにライザーカードが2枚刺さったままの状態で引き抜けます。
 
電源ユニットの取り外し
ようやくこれで電源ユニットが取り外せます。本当に最後まで抜けないのは、パソコンとしてはめずらしいかと。
ちなみに、分解したままだと邪魔なので、電源ユニット修理時には再度組み上げておきたいので、マザー基板にある邪魔な金具を除去しました。これで元通り組み上げても、電源の修理をした後、本体背面のパネルを外すだけで(フロッピー部分と上面パネルも外しますが)差し込むことができます。