畳の表替えの注文をいただき、下見に行った時に、畳の大きさや厚さをチェックするのですが、最近は厚さが13ミリや15ミリしかない畳のお宅があります。

畳表はランクが上がると織り込んであるい草の本数が多くなり、必然的に厚くなります。
畳表が厚ければ、施工時に畳表をピン!と張るために強い力で引っ張らないとシワになってしまいます。

畳が薄いとその引っ張る力に耐えられず、反ってしまいます。なので、あまり薄い畳は厚い畳表を使用できない、また、数年でへたってしまうなど、あまり良いことがありません…(´・ω・`)

今回のお客さんの畳も薄い畳で、表替えを半分諦めていましたが、下見の際には色々と説明させて頂き、表替えとなりました♪

施主さんが自分の家の畳が薄いタイプだと知っているのは良い方で、よくあるのは、「え~!こんなに薄い畳だなんて知らなかった!!」というパターン。

これからお家を建てる予定のかたは、その辺もしっかりチェックしましょう!