先日、書道教室をされているお客様の
お住まいの畳を替えさせて頂きました。

教室をちょっとのぞかせてもらったのですが、今の書道教室はほとんどがフローリングなどに座布団または椅子でのお稽古なんだそうです。

自分も小学生のときに通っていましたが、
そこは畳に正座の教室でした。

調身、調息、調心
姿勢をただして、呼吸を落ち着かせると心も落ち着いて集中して書けるのよ…と
小学生の自分はそんなもんかな?と
その時は思っていましたが、
今にして思えば納得です。

○○道とつくものは畳の上から
始まったものが多く、
その所作、立ち振舞いは畳の上だからこそ
美しく、こっちの方が楽だから…と
なってしまったら、精神修行でも何でもなく本当の意味での「道」ではないんじゃないか?とガラにもなく考えてしまいました…。

時代の流れ、生徒が集まらないなど
色々な事情もありますし、
文化、伝統が受け継がれていくのも
大変ですね。

外国人が日本文化に興味をもつのと
同じように、案外日本人も大人になって
からの方が○○道って興味がわきませんか?

自分も学生時代にすこ~し、
ほんのすこ~しだけかじった茶道を
大人になってから習い始めました。

お稽古中は心が落ち着くというか
心が休まるというか
なんて言っていいのか
すごく充実した時間です♪

茶道に限らず心休まる○○道どうですか?
せわしい毎日にオススメです♪