サウンドデモ | Hibikillaオフィシャルブログ「ソコが丸見えの底なし沼」Powered by Ameba

サウンドデモ

ヤーマンです。金曜夜はThe Kabukimon Vol.5、土曜昼は脱原発サウンドデモ NO NUKES! ALL ST☆R DEMO 5、土曜夜は
UPTOWN PEOPLE summer collectionに参加しておりました。

お集まりいただいた皆さんどうもありがとうございました。



さて、そのサウンドデモの様子を撮影してアップしてくれた方がいらっしゃいましたので、一部ですが紹介させていただきます。

 

原宿駅前です。小さいですけどトラック荷台に乗っているのが俺です。曲のサビが「再稼動反対」コールになる感じです。

後ろのほうはこんな感じで。



写真はこちらにもありますので是非ご覧ください。

映像はこちらです。さらに、本日夜10時からのテレビ朝日系列「報道ステーション」ではこのデモの様子が放送されるので、そちらも是非チェックしてください。

このイベントに参加されていたECDさんも言っていたんですが、街頭の反応はこっちが驚くほどに好意的でした。各種世論調査の結果のとおり原発の反対の人が8割近く居るということと、さらに、こうした(日本では)新しい社会運動の方法がだんだんと洗練され、また認知を広げているという事実が背景としてあるのだと思います。

また、こうした場で発信するメッセージは脱原発という軸がありながらも、人それぞれである方がいいと思いましたので、曲間のスピーチではあえて脱被曝と御用&風見鶏学者攻撃にしました。例えば「子供を守れ」は俺よりも千葉麗子さんみたいな子育てしているお母さんが言ったほうが説得力があるからね。

さて、運動面に焦点を当てると、この日のスピーチでも言ったことですが、アメリカ合衆国公民権運動の時にモンゴメリーでローザ・パークスがバス乗車をボイコットしてから、ワシントンでキング牧師が「I have a dream」演説をするまでには実に8年の歳月が流れているんですよ。原発という発電装置には事故リスクや健康上の問題だけではなく外交上、国防上、経済上などさまざまなデメリットが明らかになり、脱原発というゴールはもう見えているわけですが、そこまでの道のりは平坦ではないし、長く続く覚悟を持っていなくてはならないと思います。

また当たり前ですが、デモはより良い社会を作る一つの手段ではありますが目的ではありません。

より良い社会を作るためには、自分の意見を代弁する人を政界に送り込むために、あるいは、自分の意見に最もあわない候補を落選させるために選挙に行くことが大事です。くしくも昨日は川内原発の再稼動を争点として鹿児島知事選が行われましたが、投票率はたったの44パーセントでした。選挙前の世論調査では回答した人の37%は原発の再稼働に反対し、賛成は30%だったにもかかわらず、原発再稼動を容認する現職伊藤氏が各党派の組織票を得て当選しました。

かつては選挙権は高額納税者だけのものでした。少し時代が下っても女性が投票することは出来ませんでした。時代時代にそうしたことはおかしいと声を上げる人々が居たおかげで、少しづつ権利は一部の権力者から民衆のものになっていったわけです。しかし、現代の日本人は投票する権利を自ら放擲しすぎじゃないですか?もっと社会に関心を持って、投票に行ってください。何なら立候補しちゃってください。

このクソったれな社会をかえるのは、あなたです。

最後にマイケル・ジャクソン「Man in the mirror」歌詞を引用して結びに変えさせていただきます。


I'm Starting With The Man In The Mirror 

I'm Asking Him To Change His Ways 
And No Message Could Have Been Any Clearer 

If You Wanna Make The World A Better Place 
Take A Look At Yourself, And Then Make A Change
僕は鏡の中の自分から始めるよ。

鏡の彼に変われと言うんだ。

これより明確なメッセージは他にない。

世の中をより良い場所にしたいなら、
自分自身を見つめ、自分を変えることさ。