レゲエの裏方2 | Hibikillaオフィシャルブログ「ソコが丸見えの底なし沼」Powered by Ameba

レゲエの裏方2

今日は禿旦那さんから質問を頂いていた件の続きをやりますか。


>質問です。
自分は高校3年になるんですが、そろそろ本格的に進路を決めなきゃいけません。
そこでDJやセレクターや表にでる方いがいにも、レゲエに関われる仕事はありますか?
参考にしたいのでお願いします☆

はい、こちらの質問に対して前回3月11日のエントリーではミュージシャンやエンジニアやプロデューサーなど、現場に近い職種を中心に紹介したのでした。

では今回は上記を踏まえて、2011年現在、音楽業界で求められている仕事っつーか特殊技能を紹介しようと思います…。まあ、今現在、これが出来れば音楽に関わる仕事に就職できる確率も、独立できる確率もぐぐんとアップすること間違いなしの技能というものがある。



…それは、ずばりPCを使ったプログラミングとコーディングの能力、およびITの知識です!



2011年現在世界で一番でかいレコードショップはアップルのi-Tunes storeですよね(年間売り上げ約16億3400万ドル)。
*Apple決算、iPhoneが好調で純利益倍増の過去最高業績

そこ(音楽販売)に、去年から今年にかけてアマゾンとグーグルというITの巨人が参入してきました。
*グーグル、オンライン音楽サービスを発表へ=関係筋
*[Google I/O]レコード会社の承認なくGoogleが音楽サービスを立ち上げ–またまたAppleに負けそうだ
*米アマゾンのMP3ストアでは1曲56円で曲が購入できるように


というわけで、これからますます音楽販売(配信)ビジネスはアップル対アマゾン対グーグルの闘いになっていくことが予想されるわけですよ。少し前まではこの分野の闘いはタワー対ツタヤ対HMVだったけど、マス向けの供給に関しては自分はどんどんCDではなくダウンロードやあるいはクラウド化による配信中心になって行くと思っています。その一方で、今もレコードが一部の根強いファン層を獲得しているように、CDもコレクターズアイテム的な物として残り、需要を分け合うと予想します。
こちらも参考*坂本龍一氏に訊く、これからの音楽のかたちと価値とは

さらにこんなのもある。最近音楽業界で話題になっているのが「スマートフォン(android、i-Phone、Blackberry)向けアプリとして音楽を配信すること」です。今までの携帯電話向け着メロだと歌詞をつけたり、写真集をつけたりすることは難しかったけど、アプリにしてしまえばそれが出来るということです。
*アプリ化・リッチ化する音楽コンテンツ


それに、俺も自分のホームページを持っているわけだけど、これもプログラミングで出来ているわけですからねー。インディーズのミュージシャンが活動するにも今やホームページがないと難しいんではないでしょうか。

そんなわけで、2011年の今、音楽業界で働きたいならプログラミングとコーディングの知識を身につけることを超お勧めします。

具体的にいうと
*HTML
*XHTML
*PHP
*CSS
*JAVA script

…を使いこなせるようになっておくと良いでしょう。

これらは一見音楽には関係ないんですけど、社会に出れば一見関係ないものがどんどんつながっていくんですわ。それは、ドラムとベースとギターとボーカルのアンサンブルのように…という感じで綺麗にまとまったところで今回は終わり。就職活動頑張ってね!

今日の一曲は
Nitty Gritty - Hog in a me minty