何を信じるか stay strongやでしかし! | Hibikillaオフィシャルブログ「ソコが丸見えの底なし沼」Powered by Ameba

何を信じるか stay strongやでしかし!

3月11日の大地震から10日以上が経過しました。亡くなられた方には心よりのお悔やみを、被災された方には改めてお見舞いを申し上げます。

個人的には震災以来、日々刻々と状況が変化しており、より情報のスピードが速いツイッターにログインする回数が増えていました。

今回は、電話もつながらない、テレビも観れない、当然手紙も届かない中で、情報源としてツイッターが本当に大きな力になっていたと思います。

その一方で、多くのデマが出回っていたという話は前々回のエントリーに書いたとおり。さらに多くのデマがこちらのブログに纏められていますので、興味のある方は一読をお勧めします。

また、当初デマか本当か判らなかった噂の中には、残念ながら後から本当だったことが明らかになったものも多かった。参照:「ガソリン抜き取り続発、避難住民宅に空き巣も : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

さらに、福島原発に関する報道では、国内、海外問わず、多くのメディアは恐怖を煽るような報道に終始しました。逆に、政府や一部専門家は「直ちに健康に問題はない」と曖昧な説明を繰り返し、これまた不安を増幅させる結果となった。こちらの問題は未だに現在進行形であります。

一連の報道の問題点については、gooニュース加藤佑子さん(気象予報士とは別人)のコラム「日本の真の色が光るように 外国メディアも混乱しまくった大惨事のその先で」が出色でした。

兎に角、ニュースキャスターも専門家ですらそれぞれが感情に振り回されたり、バラバラなことを言っているわけで、ましてやツイッター上の情報の真偽は確かめようもなく、「何が本当かわからない」というのが正直なところだったと思います。

「情報の真偽を判断するコツ」について、評論家の勝間和代さんはご自身のブログで以下のように述べています。参照:「緊急時にインターネット情報を判断するためのポイント5つ~情報の真偽を短い時間で、限られた情報源で判断することの難しさについて

1. 受け手側にとって~情報については、必ず出所を確認すること。そして、「2カ所以上」の異なったルートにおける方法で、「正しいという蓋然性がある」と思えない限り、判断を保留すること。

2. 送り手側にとって~人に情報を伝えるときには、どのような人になぜその情報が価値があるのか、そして自分はどのような判断でそれを送っているのか、出所はどこか、正確性はどこまで期待できるのかを明確にすること。基本的には、インターネット上では受け取り手は懐疑心をもってその情報を見ると考え、なるべく正確な記述を行うこと。特に、健康問題や金銭問題の時には注意をすること。

3. 受け手側も、送り手側も、まちがったと思った場合には、速やかにその情報を前提知識やそれまでの行動に囚われることなく訂正し、特に送り手側だった場合には、受けとったと思われる側に極力の配慮をすること。

4. だからとって、まちがったリスクばかり気にすると、疑心暗鬼になり、動けなくなるので、それぞれの立場において許容リスクを考え、そのリスク内であれば、受信・発信とも、自己責任で行うこと。

5. 情報の発信者が善意である限りにおいては、例えまちがった情報を受けとったときにも、相手を責めないこと。単純に、その人の情報の今後の信頼性の「自分の判断」に用いるにとどめること。

なーるほど。「自己責任」とか「相手を責めない」とかの文言に勝間節を感じますね!

自分はオンライン百科事典Wikipediaの「信頼できる情報源」の考え方もヒントになると思います。こちらは元々は誰でも編集できるWikipediaを嘘情報やゴシップから守るために作られたガイドラインですが、インターネット上の情報精査にも役に立つと思います。

Wikipedia:信頼できる情報源を要約すると→
1、その情報は…(複数の)報道機関で報道されたか?
2、公的機関で発表されたか?
3、最初にどこの誰が(匿名の友達とかは×)発言したものか?
4、科学的研究はあるか?
5、(複数の)専門家がどう述べているか?

まー勝間さんとかぶっている部分もあるけど、より長い時間があるときはこっちの方針を重視した方が良いと思います。

※さらに、特に科学的分野では以下の注意が必要です。

1、学界のコンセンサスはどうなっているか?
2、実験と研究を評価する
3、特に信頼性の高い科学論文専門誌は「サイエンス」、「ネイチャー」、「セル」の3誌。(これに載っていない研究は怪しいかも)


…参考になったでしょうか?やはり誰かを信じるとか、誰も信じないとかそういうことじゃなく、自分自身で判断する姿勢が最も重要だと思います。友達と話し合うことが勇気になることもある。ただし、集団心理・ポジティブフィードバック、あるいは同調圧力でかえって不安が増大することもあることには気をつけて。だから結局は一人一人の力、勇気、判断力をフルに発揮するしかない。勇気のある人間が3人寄ればもんじゅの知恵!…あ、もんじゅはやべーか。

まだ被害の全容すら、福島原発がどうなるのかもわかりません。街には悲しみが溢れている。しかし、助け合いや現場の献身、我慢強さなど日本の良いところがよーく見えた。逆に東京の人の物資買い占めや、東電・行政トップの無責任、横並びの報道など悪いところ…レゲエ的に言うところの「バビロン」の姿もはっきりと見えましたよね?残された俺たちにはこれから日本の良いところだけを残していく為の長期戦が待ってるんやで…

俺たちは絶対勝つぞ!与謝野は無視してさあ立ち上がれ日本!

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PS.3月27日に出演が予定されていたイベント「真昼間 Dancehall Planet Sunday」は5月後半に延期になりました。ご了承下さい。3月29日の「PARTY HARD TUESDAY」はスケジュールどおり行われる予定ですので、こちらに来ていただければ幸いです!では!

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