ラガカップレポート
昨夜は27Destinyでラガカップ・グランドチャンピオンシップでした。
前回のブログでうっかりエントリー受付中と書いてしまいましたが、昨夜は一度優勝した人しか出れないというグランドチャンピオンシップでありました。誤まった情報をお詫びさせていただきます。
さて、昨夜のエントリーは
STETCH / アダチマン / 誠 / オノダマン / URAN JAM / PUSHAN / NATER / U-MIO
という並び。東京勢（活動拠点ベース）4対地方勢4というバランスも期待感を煽る。どんな熱い戦いを見せてくれるのか。第一回と第二回の優勝者J-RexxXとTakutoも見守る。
*一回戦第一試合、誠 vs U-MIO
先攻誠が早口フローで攻める。後攻沖縄から来た癖のある声質が好印象のU-MIOもフリースタイル交えて反撃。ジャッジするも共に決定力を欠き引き分けで延長突入。誠は再びアグレッシブに攻める。U-MIOフリースタイルでcounterattackを試みるも相手の一言一句を拾おうとしすぎて、実力を出し切る前に時間切れ。誠の勝ち。
*一回戦第二試合、NATER vs SKETCH
トントマンを思わせる派手な衣装に身を包んだNATERはoldschool mannerに則ったフローで「俺はラガ」と攻撃、SKETCHフリースタイルや自転車日本一周ネタで反撃するも若干対立軸を見出せず、消化不良感残る結果に。Naterの勝ち。
*一回戦第三試合、アダチマン vs URAN JAM
先攻アダチマンは「あいつは"KILLER"と書いた服を着ているが格好だけ」と攻撃、URAN JAMは「今日初めて会ったくせに俺の何がわかる」とcounteractしbuss up、スキルというよりステージングの差でURAN JAM勝利。今大会最も男らしい対決となった試合でした。
*一回戦第四試合、オノダマン vs PUSHAN
長身DJ対決となったこの試合、先攻オノダマンは「俺のほうが色々とでかくて長いぜ」と攻撃。後攻PUSHANは「スキルは俺が上」と反撃。観客のジャッジは当初若干PUSHAN優勢だったが、僅差だったため延長戦へ。延長戦では「俺は山口代表だがお前は東京代表といえるのか」というオノダマンのスピーチがbig forwardを得てオノダマン逆転勝利。
*準決勝第一試合、誠 vs Nater
この日最も聞き取りやすい声の持ち主だったNaterはOne DropからのMix Upなどバックバンドを上手く指揮しForward。安定感でNaterの勝ち。
*準決勝第二試合、URAN JAM vs オノダマン
このような現場、即ち昼間の知名度や序列が相対的に無効化されるステージでは「ライム＜リリック＜フロー＜声＜ステージング」の順にDJのスキルが問われる。アーティスト性よりも肉体性・一種のアスリート性がより重要な意味を持つということを再確認させられた一戦。「俺は戦いに来たが、お前は吸いに来たのか」というURAN JAMに対し、植物ネタで文字通り着火したオノダマンの勝ち。
*決勝、Nater vs オノダマン
東京勢を倒して勝ち上がった地方勢同士の対決となった決勝戦。気合の入った表情の福井出身Naterは再度「ラガ」をキーワードに押す。勢いとショーマンシップに勝る山口出身オノダマンはフリースタイルでcounterattack。判定は僅差で延長戦へ。Naterはここでもバンドを上手く仕切り8小節のケツでキッチリオチを持ってくる。対するオノダマンはフリースタイルで抵抗するも若干のネタ切れ感が。判定の結果Naterの優勝が決定。
優勝したNater氏にインタビューしたところ「作戦が上手くはまってくれた」とのこと。DJ clashにおいてはvibes全開であることは当たり前として、頭を使うことも大切。相手を攻撃するのではなく、自分の長所（＝良く通る声で8小節のケツで奇麗に落とす）で押し切る、というこの日のNaterの作戦は見事でした。
優勝したNaterおめでとうございます。負けた人も出場した時点で勝敗に勝る価値があったと思います。これはその後の自分のステージでも言わせて貰いましたが、戦わない奴は負けることも出来ない。挑戦者は常に美しいのです。そういえばワールドカップ南アフリカ大会のMVPも4位ウルグアイ代表のフォルラン選手でした。
主催のChappa Ranks氏、Bredren Band、Father Smileの皆様おつかれさまです、そしてありがとうございました。朝方にはJamaican artist Vybrantの飛び入りライブなどもあり、とても盛り上がったいいイベントだったのですが、次回の開催は未定とのことです。是非もう一度やって欲しいという人はチャッパさんのブログとかにリクエストを送ってみよう！
最後に、今日はこれから吉祥寺でアコースティックライブやります。詳細はhttp://hibikilla.com/にてチェック宜しくです。
前回のブログでうっかりエントリー受付中と書いてしまいましたが、昨夜は一度優勝した人しか出れないというグランドチャンピオンシップでありました。誤まった情報をお詫びさせていただきます。
さて、昨夜のエントリーは
STETCH / アダチマン / 誠 / オノダマン / URAN JAM / PUSHAN / NATER / U-MIO
という並び。東京勢（活動拠点ベース）4対地方勢4というバランスも期待感を煽る。どんな熱い戦いを見せてくれるのか。第一回と第二回の優勝者J-RexxXとTakutoも見守る。
*一回戦第一試合、誠 vs U-MIO
先攻誠が早口フローで攻める。後攻沖縄から来た癖のある声質が好印象のU-MIOもフリースタイル交えて反撃。ジャッジするも共に決定力を欠き引き分けで延長突入。誠は再びアグレッシブに攻める。U-MIOフリースタイルでcounterattackを試みるも相手の一言一句を拾おうとしすぎて、実力を出し切る前に時間切れ。誠の勝ち。
*一回戦第二試合、NATER vs SKETCH
トントマンを思わせる派手な衣装に身を包んだNATERはoldschool mannerに則ったフローで「俺はラガ」と攻撃、SKETCHフリースタイルや自転車日本一周ネタで反撃するも若干対立軸を見出せず、消化不良感残る結果に。Naterの勝ち。
*一回戦第三試合、アダチマン vs URAN JAM
先攻アダチマンは「あいつは"KILLER"と書いた服を着ているが格好だけ」と攻撃、URAN JAMは「今日初めて会ったくせに俺の何がわかる」とcounteractしbuss up、スキルというよりステージングの差でURAN JAM勝利。今大会最も男らしい対決となった試合でした。
*一回戦第四試合、オノダマン vs PUSHAN
長身DJ対決となったこの試合、先攻オノダマンは「俺のほうが色々とでかくて長いぜ」と攻撃。後攻PUSHANは「スキルは俺が上」と反撃。観客のジャッジは当初若干PUSHAN優勢だったが、僅差だったため延長戦へ。延長戦では「俺は山口代表だがお前は東京代表といえるのか」というオノダマンのスピーチがbig forwardを得てオノダマン逆転勝利。
*準決勝第一試合、誠 vs Nater
この日最も聞き取りやすい声の持ち主だったNaterはOne DropからのMix Upなどバックバンドを上手く指揮しForward。安定感でNaterの勝ち。
*準決勝第二試合、URAN JAM vs オノダマン
このような現場、即ち昼間の知名度や序列が相対的に無効化されるステージでは「ライム＜リリック＜フロー＜声＜ステージング」の順にDJのスキルが問われる。アーティスト性よりも肉体性・一種のアスリート性がより重要な意味を持つということを再確認させられた一戦。「俺は戦いに来たが、お前は吸いに来たのか」というURAN JAMに対し、植物ネタで文字通り着火したオノダマンの勝ち。
*決勝、Nater vs オノダマン
東京勢を倒して勝ち上がった地方勢同士の対決となった決勝戦。気合の入った表情の福井出身Naterは再度「ラガ」をキーワードに押す。勢いとショーマンシップに勝る山口出身オノダマンはフリースタイルでcounterattack。判定は僅差で延長戦へ。Naterはここでもバンドを上手く仕切り8小節のケツでキッチリオチを持ってくる。対するオノダマンはフリースタイルで抵抗するも若干のネタ切れ感が。判定の結果Naterの優勝が決定。
優勝したNater氏にインタビューしたところ「作戦が上手くはまってくれた」とのこと。DJ clashにおいてはvibes全開であることは当たり前として、頭を使うことも大切。相手を攻撃するのではなく、自分の長所（＝良く通る声で8小節のケツで奇麗に落とす）で押し切る、というこの日のNaterの作戦は見事でした。
優勝したNaterおめでとうございます。負けた人も出場した時点で勝敗に勝る価値があったと思います。これはその後の自分のステージでも言わせて貰いましたが、戦わない奴は負けることも出来ない。挑戦者は常に美しいのです。そういえばワールドカップ南アフリカ大会のMVPも4位ウルグアイ代表のフォルラン選手でした。
主催のChappa Ranks氏、Bredren Band、Father Smileの皆様おつかれさまです、そしてありがとうございました。朝方にはJamaican artist Vybrantの飛び入りライブなどもあり、とても盛り上がったいいイベントだったのですが、次回の開催は未定とのことです。是非もう一度やって欲しいという人はチャッパさんのブログとかにリクエストを送ってみよう！
最後に、今日はこれから吉祥寺でアコースティックライブやります。詳細はhttp://hibikilla.com/にてチェック宜しくです。