コートジボワールのレゲエを紹介します | Hibikillaオフィシャルブログ「ソコが丸見えの底なし沼」Powered by Ameba

コートジボワールのレゲエを紹介します

今週も鳩山氏が辞め、菅直人氏が新しい総理大臣に就任したりと日本は激動でしたね。「5月末までには」…というのは自分の任期のことだったのか…結果的には小沢降ろしには成功…などと思いを馳せつつ、森氏以来ひっさし振りの非世襲議員の菅氏には期待しています。あのときのカイワレを思い出して和牛をガッツリ食ってスタミナ付けてこの難局をサヴァイブしていただきたいですね。

で、今日はこれからコートジボワール対日本のサッカーの試合があります。

今日の試合に備えて俺は昨日「敵を知り己を知れば百戦危うからず」との孫子の言葉を実践するため(ウソ。本当はリバイバル上映の映画『サイタマのラッパー』が満員では入れなかったため)、レコ屋に向かいコートディボワール出身のレゲエアーティスト、ティケン・ジャー・ファコリーのアルバム『フランサフリク』を購入したのだった。
フランサフリック/ティケン・ジャー・ファコリー

¥2,243
Amazon.co.jp

これが音は近年滅多に御耳に掛けることができないスライ&ロビー&タイロン・ダウニー&チナ・スミスの本気ルーツだし、歌詞も訳を見る限り(フランス語とディウラ語のため原文で理解不能)ハードコアで素晴らしい。ルーツものに良くありがちなジャーと大麻とアフリカを礼賛するだけの夢見がちな内容とは無縁でこりゃー現地ではスターというのも頷けるって!という素晴らしい内容でした。

しかしまあ、ワールドカップフランス大会決勝前のサン・ドゥニでライブをやった事もあるというティケン・ジャーのこのアルバムを聴いて思ったことは、「今夜の日本が心配だ」です。

それはテクニックとかチームワークとか、日本がコートディボワールをはじめとするアフリカ勢に勝る部分も多いとは思うのですが、それでもサッカーが上手いおかげで飢えずに済んでるとか、サッカーのおかげでゲリラ活動をしないで済むという人たちのチームに勝つにはテクニック以上にそれ相応の心の強さが必要だと思うからであります。

果たして今夜日本代表はいい試合…というよりも俺達に日本人の誇りを感じさせてくれるような試合をしてくれるのでしょうか。注目します。

今日の一曲は
Tiken Jah Fakoly - Plus Rien Ne M'Etonne