6月3日 緊急鉢上げ作業!
本ブログは、NPO法人響 の緑化推進事業 (どんぐりチーム) のブログです
こんにちは。どんぐりチームぴろきちデス
昨年秋にみんなで拾ったどんぐりさんたち
元気に芽吹きはじめたなーと思っていたら双葉がにょきにょき出てきました
「鉢あげのときに根っこを傷めなさそう」ということで
昨年から紙のセルトレーでの育苗を試しているのですが、
先週ちょっと様子をみたら根っこが紙トレーを貫通しはじめている子たちがいたので、
急遽鉢上げを行うことになりました
(生き物の成長は人間の思惑どおりにはいかないのでした)
鉢上げとは…
種子をまいて育てた苗を、苗床から鉢に植え替える作業です。
響では苗木をポットで育てているので、苗床からポットに移す作業になります。
急遽の活動にも関わらず、集まってくれたみなさん
作業の流れは、
1.ポットに入れる土(黒土+樹皮でできた堆肥+ピートモス)を作って、
2.ポットに土をいれて、
3.苗がまんなかになるように植えてできあがり!
…という簡単なものですが、
いかんせん、今年は大量に芽吹いているので作業も大量!
本日は、双葉がいっぱい出ているアラカシ・シラカシ・アカガシを鉢上げすることに。
もくもく作業を続けて気づいてみれば、709本も鉢上げしてしまいました!
今日の作業は達成感もひとしおでした…
みなさん、おつかれさまでしたー
どんぐりは、
・拾ったうちのいくつかは虫に食べられたりしていて全部は植えられない
・植えられたどんぐりも全部が芽吹いてくれるかどうかわからない
・芽吹いた苗が全部元気に育つかどうかわからない
と、無事成長してどこかの森に植樹される数は拾ったどんぐりの数より少なくなってしまいます。
今回鉢上げしたアラカシ・シラカシ・アカガシは、拾ったうちの3分の2くらいを植え付けたのですが、
そのうちの約9割が根と芽を出してくれました
あとは、どこかの森づくりの場所へお嫁入りする日まで、
無事に成長してくれるようにみんなでお世話する日々が始まります
709個のポットが増えたということは、709個分のポットの雑草抜きが待っている~
苗木たちが雑草に負けずに植樹できる大きさに育つまで今年の夏もせっせと雑草を抜かねばです
次回は、スダジイとウラジロガシも鉢上げしないと!(青い箱が鉢上げ待ちの双葉たち)
黒土の山のなかでお休み中だったトカゲさん。起こしてごめんねー
どんぐりチームでは、一緒にどんぐりの苗木を育てる仲間やボランティアさんの募集をしています。
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