こんにちは!沖縄那覇市にある、ひびきデンタルクリニックです。

 

夏になると、アイスやジュースなど冷たい甘いものを口にする機会が増えます。さらに、学校がお休みになり、生活リズムが乱れがちな夏の時期は、実は子どもが虫歯になりやすい季節でもあるのです。

 

今回は、夏に虫歯リスクが高まる理由と、その対策について分かりやすくご紹介します。夏がやってくる前にぜひ最後までお読みいただき、おうちでのケアの参考にしてみてください。

 

■ 夏はなぜ虫歯が増えるの?

 

① 冷たい甘い飲み物が増える
暑い日はつい、スポーツドリンクやジュースなどを何度も飲みがちです。これらには想像している以上に糖分が多く含まれており、口の中が酸性に傾いて歯の表面が溶けやすい状態になります。とくに「だらだら飲み」や「寝る前のジュース」は虫歯のリスクを高めるため注意が必要です。

 

② 生活リズムの乱れ
夏休み中は、夜更かしや朝寝坊などで生活習慣が変わり、歯みがきの時間や回数が減ることもあります。毎日のケアが不十分になると、当然お口の中の環境も悪化してしまいます。

 

③ 水分不足で唾液が減る
暑さによる脱水や、エアコンの影響で体が乾燥すると、唾液の分泌が減少します。唾液には「歯を守る」役割がありますが、量が減ると虫歯菌が増殖しやすくなります。

 

■ おうちでできる虫歯予防のポイント

 

① 飲み物の選び方に注意
水やお茶など、糖分のない飲み物をこまめに飲む習慣をつけましょう。ジュースやスポーツドリンクを飲む場合は、「食事中やおやつの時間にまとめて摂る」ようにし、“だらだら飲み”を避けるのがポイントです。

 

② 夏休みでもケアのリズムを崩さない
学校がない日も、朝・夜の歯みがきをしっかりと行うように見てあげましょう。特に寝る前の歯みがきは必ず行う習慣をつけてあげてください。
 

③ 夏休みのうちに歯科検診を
夏休み期間中は通院の予定も立てやすく、歯科医院でのクリーニングやフッ素塗布にもぴったりなタイミングです。

 

■ まとめ

 

お子さんの歯は、大人の歯よりも柔らかく、虫歯の進行が早いのが特徴です。だからこそ、「毎日のケア」と「定期的な歯科医院でのケア」の両立がとても大切です。気になることがあれば、当院にお気軽にご相談ください。