「ヒーロー」とは何か？
それは素晴らしい
スピーチをするけど、
よく、ほとんど自分や
自分と同じ階級の
人々のためによりよい状況を
作り出したり維持したりする
政治家でしょうか。
それは自分が出演する
すべての映画で
巨額の金を要求する
俳優でしょうか。
それはより高い給料を
もらえなければ
やめると言う
野球のスターでしょうか。
最近有名人の中で
ヒーローを見つけることが
とても困難です。
一方で人々は、
しばしば危険を覚悟で
他人のために
"犠牲になる人"に
関して聞くこと、
観ることを楽しみます。
これらのヒーローが見返りに
何も求めなかったとき、
それによって私たちは
一層彼らを賞賛します。
これは人ではなく、
"犬"によってなされる
英雄的行為を
表しているようです。
真のヒーローというのは、
一人の優れた超人が悪人どもを
バッタバッタとなぎ倒し、
マントをひるがえして
去って行くような
ものではありません。
身体の不自由なお年寄りに
手を差し伸べたり、
家族そろって食卓を囲んだり、
年下の女の子におもちゃを
貸してあげたり、
日常のささやかな親切や
思いやりこそが
真の英雄的行為であり、
それがマスとなって
世界を救うのでは
ないでしょうか？
振り返れば、
戦争、テロ、内戦、
大量生産、技術開発、
薬物、医療、ウィルス、
環境汚染、
etc…
問題の解決にみえて、
実際には、より多くの不幸を
生み出したに過ぎない
出来事が世の中には
数あります。
そして、その時々、
私たちはそれを
正義と思い込み、
またそのように宣伝され、
政府や企業の思惑に
手を貸してきました。
本当にそれで
いいのでしょうか。
今ここで踏みとどまって
考えるべきでは
ないでしょうか。
正義とは、
「自分が正しい、相手は悪い」
と決めつけ、相手と自分を
区別・分離し、相手を攻撃して
駆逐しようとする行為。
つまり、
正義が全ての争いの根源であり、
正義が戦争を引き起こします。
そういう意味では、
「正義の味方」とは
「争いと戦争の味方」
でもあるのです。
真のヒーローとは？
怪獣を倒す
スーパーヒーローではなく、
怪獣との闘いで壊された街を
復元しようと立ちあがる
普通の人々が
「真のヒーロー」であり、
「正義」なのではないかと
僕は思うのです。
男性は生まれながらに
ヒーローになりたい生き物です。
「誰かを幸せにしたい」
「誰かのヒーローになりたい」
そんな男性と、
「もっと愛されたい」
「もっと幸せになりたい」
「もっと大事にされたい」
そんな女性がうまくかみ合うと
いいんですけれど…
なかなか上手く行かないことも
あります。
運命・恋愛コンサルタントの
役目の一つがそんな二人の想いの
橋渡しでもあるんです。
