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これはひーちゃんではないですが(笑)

 

「ジャム・セッション 鴻池朋子 ちゅうがえり」へ

 

初めて見る鴻池朋子さんの作品のエネルギーは、なにか今まで 感じたことのない 衝撃やら戸惑いやら・・・

 

初めてこの仔を飼うって決めた「目が合う瞬間」みたいな体験をして素晴らしい休日になりました。

 

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「瀬戶内国際芸術祭2019」で大島にある国立ハンセン病療養所の裏山で長く閉ざされていた山道を切り開いて設置された《 皮トンビ 》、オオカミの毛皮などなど、メモの文字から小さなデッサンから実際に滑り台を滑ることができる襖絵のインスタレーションまで夢中になった半日。

 

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中でもたんぽぽのデッサンがあまりにも優しく泣きそうだったり

描かれている自然の摂理にゾッとしたり

 

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人間が自然に越境していることを怖く感じたり

だけどまた小さな鳥や虫の表情が生々しく可愛かったり

 

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こんなに時間を忘れて美術館で過ごすなんて初めてで

日時指定入場制でも時間制限がなくて 良かった♡

 

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ちょっと興奮気味だなと思っている帰り道

獣医さんからのメールマガジンが届く

 

「動物は明日の心配はしていません。今が心身ともに快適稼働かが全てです」

 

鴻池さんの展示会ご挨拶文を思い出したり

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人間も一匹の動物

確かに明日を心配し、数年後を考え悩むことは

人間だけができることかもしれないけれど

未来を思うばかりに溺れないように

私自身も今を生きる一匹の動物である感覚を

大切にしていこうと思った一日でした。

 

そして響の顔を見ると

この眼差し 展覧会の続きのようで(笑)

 

好きな音楽や映画や演劇や本があって

でも現代美術家に夢中になる日は想像できなかったけれど

 

鴻池さんの描く作品の「目」、その中にあるものが

なんか心を強く揺さぶられたものなのかなと思いました。

 

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37回目のおうち点滴を無事終えた夜ですラブラブ