キャリア論。
今から、数年前の事。
とある勉強会で知り合った、20代の青年たちが、
囲碁をビジネスにして、起業した。
メインのサービスは、
数か月で、
囲碁初段を取るという「初段プロジェクト」
もうひとつのビジネスで、
朝7時から、駅前のカフェで囲碁を打つという
「朝囲碁」を開催していて、
私(ひびき)も何度か足を運びました。
■囲碁のルールを人から教えてもらい、
この個別具体を
抽象的に、考えてみると
人生にも、同じことが言えるのではないかと思い始め、
いい教訓なので、こちらで書いていきます。
■たとえば、
「大局観を持つこと」
ということ。
大局観とは、
ボードゲームに置いて、部分的なせめぎ合いにとらわれずに、全体の形の良し悪しを見極め、自分が今どの程度有利不利にあるのか、堅く安全策をとるか、勝負に出るかなどの判断を行う能力のこと。
負けず嫌いな性格を持つ私(ひびき)は、
囲碁でお互いの碁石が近い接近戦になった時に、
意地になって、
自分の陣地を守ろうとするのである。
まだ、
ゲームの序盤や中盤に関わらずであるw
ここは、
頭を冷やして、
お互いに疲れる接近戦を回避するために、
新しい陣地を開拓する方が賢明なのである。
■私(ひびき)の人生においても、
朝の通勤電車では、同じことがいえる。
私(ひびき)が利用している電車の沿線上に、
戸建てや集合住宅が増え、
それに伴い、電車を使う人がこの数年で増えた。
その影響で、
電車の混雑も激しく、
電車の中でのお互いのスペースを作るために、
お互いに押し合い、
おしくらまんじゅうの状態のような
めちゃくちゃ激しい接近戦になり、
会社に着いた時には、
ぐったりと疲れて、
ヘトヘトな状態になる orz
■これを回避するために、
俯瞰して解決策を考えてみますと
電車に乗る時間をいつもより1時間早めてみる。
いつもより朝早く起きると
当たり前なことですが、眠たい。
しかも、
今の時期(12月)は、外は暗いし寒いし、
布団がめちゃくちゃ恋しくなる。
だけど、
早起きして、電車に乗り込むと
そこは、
天国かと思うほどに、
いつもより混雑しておらず、
いすに座れるので、寝て睡眠不足を回復はかり、
会社に元気な状態で出勤が出来るのである。
■物事を今より良くするためには、
目の前のことを直視し続けるだけではなく、
一歩引いて、
全体を見回す大局観を持つことも大切だと
あらためて、感じた夜でした。