え、今頃、、、?
って感じですが
昨年11月12日に地元東根市で開催した
コミュニティームービー
「30さんまる」
自主上映会の記録、というか、
お礼としてまとめようと思います。
なぜなら
この上映会があったから
「やってみよう!!」
と湧いてきた
幾つかの思いを実行に移せたのです。
その「思い」は 数年来頭の中で考えていたことや、何年か前に湧いてきて味わった思いや体験、全部繋がってる。
そういった「思い」が形になる。
その際たるものが
あと数日に迫ってきたから。
これをやろう!!と思いが動く決定打は、2月に企画開催したイベントにあるけど。
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このイベントの感想もアップしてないしー。もー大事なことは感想を寝かせすぎちゃうのが玉にキズだわ
スン
2月のイベントも「30」上映会を開催したからこそ「やってみよう」と思った。
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「30」を上映したい!みんなに観てもらいたい!と思った理由は、長年あった家族の課題が大きく関係している。
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うちには精神的に病んでしまった姉がいました。数年前の夜中に突然ウチに戻ってきた。
環境が変わり実家に戻ってきた事で良くなるのかな、と思ったら甘かった。
そうしている内に、
自分達だけではもはや解決という出口が見つからず八方塞がりのようになってしまっていた。被害妄想や不可思議な言動がどんどん進む。
(よく聞いていると、言葉の端々にここまでになった理由の幾つかが見え隠れする。だから、本当の本当は、家族やいろんな人、状況全てを周りのせいにしているが自分にも原因があることを奥底で分かっているんじゃないかなと思う時があった。)
夜中から日が変わり18時くらいまで浴室占領され、大量の塩素臭、夜中に突然部屋のドアを開けられやってもいない事を責め立てられる。他にも色々。
しかし
相談や具体的な解決策も
なかなか出来ず分からず。
本人が病気だと認めないからなんとも仕方ない。
耐えることへの慣れ、
耐えなければ、
家族でなんとかしなければ
という、
変なバイアスもかかっていたかもなー。
そんな中、
長姉(上記とは別の姉)は病気で突然死。
翌年、私癌ちゃん分かる。
1人の娘は亡くなり、
もう1人の娘は。。
そして末娘は。
私は私でいつの間にか両親の精神的支柱になっている自分がいて、故に踏ん張らなきゃ。語感としては「頑張らなきゃ」、じゃないの。「踏ん張る」ことが必要だった。
上の姉の突然死と翌年分かった自分の病気からバアッと開けた自分の本音、からの気付きについてはブログにも何度か書いていたけど、もう1人の姉のことは、今まで書いてなかったから。
書けなかった。
でもそれはもういいかな、
って思って。
まあなかなかのハードな展開でしょ。
丸5年近く、
どうにもならなかったこと。
家族、血の繋がりは大切だ。
だけど
「家族だから」という
自分自身や、周りの人が当たり前のように持っている前提でとても苦しくなる事もある。
その時に
「助け」になるのは、
「他人」なんだ。
正確には、
「その時に助けになるのは、他人〝でも〟いい」
だ。
我が家も各々がそれを自分に許可できたからか、他人が間に入った事で急展開となり、かなり状況が変わった。
この体験全てひっくるめて
とてつもない大きな学び気付きで
自分が変わる
きっかけになっているので、
機会があれば
またアウトプットしてみます。
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我が家の話とは全然違うけれど、
現代の社会全体が取りこぼし気味になっているものをしっかりキャッチしているのが、映画の舞台になっている実在する「はっぴーの家」かなと思った。
代表の首藤さんの言葉
「遠くの親戚より近くの他人」
これは皮肉でもなんでもなく。
間違いなくますます
「他人」が(も)大切になってくる。
家族間だけで
なんとかしようとするのではなく。
だから、
「助けて」と言える勇気も大事。
そういう時代になってきているんだな、と思う。「はっぴーみたいな場があれば」。映画見た人は、きっとそう思う。そんな思いとタイミングが合致して決まった東根上映会。
実際、たくさんの方々のご協力をいただきました。
上の記事にもあるように、実行委員長を務めてくださった白井さん。白井さんからご紹介いただき前準備から当日、後片付けまで一緒に頑張ってくれた実行委員のみなさん。福の神さん。
東根で上映会したい!
と思いすぐ連絡したら快く必要な事を教えてくれ提案をしてくれた宮城チーム代表の和代さん、チームのみなさん。
多くの方に知ってもらいたいと、告知掲載いただいた東根市報、月刊山形zero23。
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告知出演の場を作ってくださった、FM山形子育て応援ラジオ「ハイタッチ」まさみさん、しょーやんさん
FM山形「シネマアライブ」荒井さん、
ウチで取り上げたいと言ってくださったKさん。
そして、
この映画「30」の親、鈴木七沖監督。
当日はドキドキもしたけど、
うまく行く確信はしっかりあって。
朝からパタパタみんなで準備!!
監督の七沖さん到着&映像チェック。
定員は100名。
当日参加の方含め満員御礼でした!
ご覧ください!
こんなに大勢の方にご来場いただきました。
わたくし、上映前の注意事項や、上映後にあるトークショーについてのアナウンス中。
これより2週間前に、治療入ってから初めて地元開催のマルシェで少しだけ司会をしましたが、こんなに大勢のオフィシャルな場で司会するのはまた違うドキドキ。
でもこの時間がついに現実になった喜びの方が上回る。
上映会後には
鈴木七沖監督のトークショーも。
映画をご覧になった方々から素敵な感想の数々をいただきました。
コミニュティームービー「30」自主上映会&鈴木七沖監督トークショー感想
20 代女性
何かあった時かけこむ場所、連絡できる場所が大切と実感したと共に、自分もそういった場所を必要とする人の役に立ちたいと思いました。
30代女性
カオスの表現がステキだと思い印象的でした。お葬式なのに喪服でない、同じ部屋で故人を悼んでいる。人がいれば、こっそり友達と遊んでいる子供がいて、ああごちゃまぜだなぁ、カオスだなぁと感じました。カオスを切り取るってすごいことだと思います。
30代女性
生き方十人十色=送られ方も十人十色。はっぴーのような場所が世界中に広まるよう、映画を「みんな」に見てほしいと思いました。私が10代の時に出会いたかったと思える内容ばかりでした。
40代女性
首藤さんの「どう作ったかに興味ない」という言葉が刺さりました。奥様の「べき」をはずすも好きでした。残半のぱっちんの「今」という言葉ともつながっていて、自分自身も今を大切にしようと思いました。ありがとうございました。
とても気になっていた「はっぴーの家ろっけん」さんを映画にしてくださり、ありがとうございます。今日の開催にも感謝しています。
50代女性
人は過去か未来に縛られているという言葉。刺さる言葉が一杯。The リアル!でした。
自分自身の「生きづらさ」の答えがつまっている映画でした。答えが見えたところで、残りの人生で乗り越えられるな?かみくだいて考えたいのでもう一度観たいです。Give me the Chance!
50代女性
余命宣告受けてからはっぴーにもどり、みんなとつながりを持ち、自分らしく人生最期を過ごしたパッチンの姿が特に心に残っています。心に残る言葉がたくさんあって、メモをとりながら観たい映画でした。
60代女性
葬儀は亡くなられた方のみならず、残された方々(家族、友人)へのためにあると話されていたこと。
70代以上女性
今、私もカオスの状態です(笑)。画面もカラフル。確かに30代のすごさ、柔らかさを感じました。多世代の面白さ、温かさ、すごさを感じました。
70代以上女性
何か出演者の顔がみんなニコニコしているのが印象に残りました。たいへんな所もあったのではないか?そんな所もみたいと思いました。葬儀のシーンはジーンとしましたが、周りをみていると、入院したり、施設に入ってりすると「家に帰りたい」と言っているとよく聞きます。やはり、自分で最期はつくりたいと思っているのでは。
不明 女性
身近な人を大切にする。
身近な人を大切にすることで広がる水の輪、波、静けさ(心)を頂きました。ざわつかないようにしたいです。
40代男性
お葬式、十人十色のお見送りがあってよい‼ 今、自分のしたい事を信じて生きていきたいと思いました。これから多世代の居場所づくりを目指します。
40代男性
とてもよかったです。これはもっと沢山の人に観ていただくべきと思います。
40代男性
高齢者や福祉を必要としている人に、いわゆるエリートではなく、街に普通にいつ若者が寄り添っている構図が印象的。どうして経営が成り立つのか知りたいと思いました。
50代男性
若い人が多いのはうまくいった大きな要因に思えました。特にストーリーがないのに、最期まで興味深く観ることができました。
50代男性
行政に頼ることなく、地域のコミュニティの力で前に進んでいく姿に強い共感を覚えました。実際に行っている活動は異なりますが、私たちも地域をまきこんだ活動をしています。今回学んだことを活かしていこうと思います。
60代男性
この活動の継続をぜひ!
60代男性
これからの社会環境の変化に伴う、色々な選択肢をs自分たちで関わることが必要だなと感じられた。
70代以上男性
映画を観て、首藤代表、スタッフが人との関わりに真剣に心から取り組んでいる。素晴らしい30。
上映会後のトークショーまで参加いただいた皆さまと記念撮影!!
私自身の感想はというと、
言葉にならないたくさんの思いがぐるぐると渦みたいに湧いてきて、今日までなかなか書き出せませんでした。
映画自体は鶴岡上映も含め2度目で、最初に観た時とは違う部分にも印象が残っていたり。加えて主催、実行委員としての思いも。
死生観、居場所作り、
地方自治体のあり方、課題。
映画は何通りものメッセージを放つ。
結局、時間が経っても
ずっと頭に残っているのは
七沖監督の質問者の方への返答
「まずはあなたがやること。」
「いきなり大きな事からでなくても、最低自分の周りの3人を幸せにする事」
かな。
その言葉を思い出し
私が思う3人の顔を頭に浮かべ
幸せにできているかな、
と時々自問自答する。
シンプルながらとても大切なこと。。
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続きます。
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