それでは大学進学の次章です

 

大学進学を決めて数日

いつも学校で遊んでいたメンバーA君から連絡がありました

 

「夏休みだし、どこか遊びにいかね?」

このA君とは違う部活ではありますが、同じスポーツ推薦で入学しました

テスト期間で部活が休みになっては

ラーメンを食べにいったり、カラオケに行ったり、オンラインゲームをしたり

クラスの中でもかなり中のいい友人でした

 

他の友人達と話しあった結果、湖水浴に行くことになりまして

部活から解放され高校最後の夏休みぐらい大騒ぎしたい気持ちとは裏腹に

少しだけA君には罪悪感がありました

なぜかというと、俺がスポーツ推薦で進学希望だった大学と同じ進路であったためです

 

「もしかして俺はA君を裏切ってしまったのではないか」

 

少しばかり不安な気持ちになりました

A君も同じ大学から推薦をうけており部活を引退した際にはお互いの進路について話し合い

大学生活はこんなことをしたいと胸を膨らましていました

 

当日になり、電車で湖に向かうわけですが

現場に着く前に言ってしまおうと思いました

 

そして

 

僕「あのさ…」

 

A「なに?」

 

僕「大学の事についてなんだけど」

 

A「おう」

 

僕「進路、変えてさ付属大学に行くことにしたわ」

 

A「あ…えっとさ…」

 

僕「なんか、すまんな…」

 

A「俺もなんだよね…」

 

僕「なにが?」

 

A「俺も推薦取り消しになって、付属大学なんだよね」

 

僕「草」

 

結果的にA君とは大学は一緒になりましたwww

真剣に悩んで損したww

 

さて、今回はここまで