興がのる調べ物もあるもので…。承前の介護に関する給付は正式名称を介護休業給付金と

言い申請は自らの手で行わなければ給与されません。私めも寒いなか手続き上の不備があった

ためハローワークには二度通いました。 通常一度でよいようです。

 所管するハローワークというのが、私の場合は東海地方は名古屋市にあったため手間取り

ました。個人を特定する情報と勤務する事業所を紐付けることが、都合8度の異動で追跡に

時間がかかったためです。入社から現住所近くの事業所に至るまでに26年という時間があり

情報管理状況が前世紀のものであったことも影響。当時公共職業安定所への入社時の登録が

いわばアナログ状態で直接名古屋への電話も3度ほど。結構面倒をおかけしました。

 この自分でやるというのがはじめてだと億劫になります。誰か判る人といっても人それぞれ

で事情が異なり訪れるべきハローワークもそれぞれで参考になりにくいのが、マイナーな給付

の請求にはついて回ります。ですが手続き自体はさほど厄介ではありません。

 特に持参物といっても窓口で申請の書類と休業中の証となる会社発行の書式ぐらいで、その

時は社内の介護勤務申請と受理されたことが記してある書式。会社には人事であってもこの

申請について知識のある人はいませんでした。事前にハローワークに相談するのが一番。

 上掲の書式と本人確認(マイナンバーカード)を窓口で提示し雇用・就業の実態と雇用保険

のなんだかんだの確認と金額の決定後、現住所に送られてくる支給の確定を知らせる封書を

受け取れば手続きは完了。介護休職となった日から93日後程度でに給与実態から約6割に

あたる3カ月分の給付金を定めた口座に入金があるというわけ。但し、申請の遅れや申し出の

内容に不備があればこの限りになく私の場合は介護休職初日から100日あまりで入金があり

ました。 

 ありがたいことに労働組合に介護休職時の給付が制度として存在していたので躊躇しながら

も介護に専心することができました。ハード面では恵まれていたようです。

 こうして始まった家庭での介護。食事の準備も滞りなく行えることになり、また散歩や入浴

の介助も求めに応じてできたのはこれまでの恩に多少なりとも報いることができたのではない

かと思うところである。だが、それだけではない現実もそこにはあったのである。

 

⭕自宅で介護をするというのが公共の制度に利用できるオプションが多くある場合は短絡的

 に介護専従になるのはお奨めできない。先ずは使えるサービスを全て挙げて自分が出来る

 だけ楽することを考えて下さい。


写真は来たるべき耐乏生活に備え品揃えが低価格帯側に振り切ったスーパーでの購入戦利品。

カツサンドなどは、なんと豚カツの味がする100円。他も曰くはあるだろうがひもじさには

よく効来そうなものが多かった。