承前
仕事というほどでもないが、一応おあしを頂戴するだけのことはやりたいじゃないですか。
だから一緒に働く部署の人から使えねえ～あいつといわれるのは本意でない。上司にはどう
思われてもいいと思うが。
在籍していた会社に限らず、人の良心を人質にして負荷を強烈にかけて働かせるスキームを
知らず知らずに構築・運用しているところが多いと思う。動機付は社会の役に立ちたいとか
自己表現の実行できる場所がここだとか。
もっともらしいが直接的なインセンティブはほぼない。私はパンのために仕事をしていた
つもりでお上のお言葉にそもそもはブレークダウンされ咀嚼され上司の言うわかりやすい目標
や計画・進捗管理などは都度上司が統制し滞りなく運用の道筋をつければいいと思っている。
天の声が指導者の言葉ではなく、外資のコンサルタントや広告の通とか堂とかに金を払って
ビジョンの策定と耳障り？のよい年次発表で資料のトップラインの言葉を粉飾するより、
ろくに現場を鼓舞できず財務諸表を読み解けない中間の管理職を概ね現場においでていただく
ほうがためになると思う。かくいうキャッシュフロ－・バランスシートなど門外漢である私は
地を這う現場担当でありさえすればよかったのだが…。
兼任が決まって商品の発注や計画を立てる部門ではないストア運用面の上位職者がおり、
私の働き方を決めてくれた。５：００から９：００が従来の仕事、陳列などを行う時間で
以降正午まではペリシャブルの一員として下拵え・製造・店出しをするというもので、ここ
までで休憩なしの６時間。なんと私は予算の立案や仕入れと販売の計画や中間の諸修正事項に
何の時間も頂戴できないのである。
上司どもは皆これを是として丸呑み。計画などは空き時間で十分だろうお前。長い間会社で
飼っているんだからなというわけである。因みにストア運用面の上位職者は私が現場を離れて
ペリシャブルの担い手がいなくなったときには隣の県からの通勤なのでできないと断り更には
課長職が転勤した際に後任を打診された時点で診断書を持って傷病休暇を申請したのであると
元同僚が教えてくれた。その傷病休暇。俺もとりたかったぞと。
まあまあのご都合主義を高次の社員資格者には罷り通させるところが泣ける企業文化。最高
です。こうして書けば書くほどにうらみつらみが湧き上がってくるので、適当にしておくが、
ご同慶の至り…の方も少なからず存在するものと信じたい。
こうして約半年間を捲土重来とか雌伏期間とか臥薪嘗胆として後に昇華できるタイプでは
なかったことだけは言い添えておこう。
⭕傷病休暇。いいねえ。これを取得するには専門医の診断書が必要。まだこの次ぐらいには
目指したかった妄想の休暇取得コンプリート版を記したいものだ。ここでいう専門医は私は
肉体的に既往症が重篤ではなかったので不定愁訴や精神面に関してのものになる。
写真は就職面談を退社後にはじめてうけることになり広島県の企業の本社を訪れた時のもの。
広島市のサッカースタジアムがこの後こけら落としを迎えた。この期間というもの列車に乗る
機会が出張異常の頻度であった。珍しい車両にを見かけることがあった。