友人宅に住み替えをするいわゆる前夜。ウィークリーマンションはひと月を目処に退去する

とした場合、わが家にそれこそ20日以上は来ないと中は片づかないのでピッチを上げる必要

があった。こうなると漏電や発火が怖いといって電気を点けるのを憚ることはできず、環境の

悪いなか一日だけ電灯を点けて作業をしたうえで念のため泊まってみることにした。

 2週間で二階の荷物は全て降ろせるとして、一階にその置き場を設えるのはもともとある

ゴミなどの圧縮が必要である。それらのゴミは軽トラック・軽バンを借りて環境センターと

呼ばれるゴミ処理施設に持ち込む。多量の時に3,000円以上、安いときで1,000円

程度で持ち込ませて貰う。但し焼却ゴミは業者に任せた方が安上がりの上に車両の汚れを

気にしなくて済むので腰の高さで積み上げ玄関スペースで蔵置した。

 こうして本格的に一室を空けて、そこに同等の容積を占める二階の荷物を押し込む目処が

立ったのである。しかしよく考えてみると、二階の荷物はおおかた母の愛用品と母が産生した

ゴミであったので、倍は働く勘定である。以前も述べたが、その都度のけじめが肝要である。

 さて興ものって片付けが軌道に乗ってきたところで、ハウスクリーニングが一週後に入る

ことになりこれで友人宅に行って毎日来る必要がなくなったと背筋を伸ばしたのである。

 お楽しみのお泊まりである。普通のマスクの上に防塵タイプのマスクをつけて作業はする

のだが、これを寝るときも着用するとなると息苦しいので不織布マスクを付けフードタイプ

の作業着ですっぽり頭部を覆いその上にバスタオルを巻きつけて、布団が煤けているので

マミーシュラフに収まって就寝。…したのであるが寝れた恰好ではない。

 寝付けないので、自慢の有料放送を次の昼まで視聴しある意味堪能したのである。目的は

電気の通常利用の確認なので寝るというのもおかしい話である。この日以後、電気火災や障害

は起きていない。電気線の敷設再工事まで天井裏は大丈夫だった。

 ついでだが、火災からひと月ぐらいでは煤けた感じ湿り気のある寒さは住むに能はずといえ

咳も度々出るし健康にはとても善いとは言えない。お勧めできません。

 住み替えをする前に食料の準備をすることにした。辛ければいいというわけでもないが、

ぼんやり過ごしているので刺激のあるものを摂取したくなり、ネットショップで激辛とある

ものを 適当に購入。友人宅に持ち込む前に少し食べてみたが問題なくというか、刺激物なり

の身体反応はあったが食べることができたということ。


⭕友人宅に住み込むにあたり、観葉植物の世話と不動産業者がお客さんを連れて来るときの

 清掃と管理組合の排水施設清掃の立会を頼まれた。観葉植物は冬を越せなかった。因みに

 4カ月間弱住み、流石に無償とは恥ずかしく150,000円支払った。諸々公共料金込み

 なのでウィークリーマンションを借り続けた場合より30,000円程度安く住めた。


写真は住み替えにあたり何ぞ起こらんようお参りをした時のもの。と、某メーカー通販サイト

で購入した幸せの激辛セット及び業務用スーパーの激安激辛の袋麺。