最低限の挨拶まわりと保険関係に登記が端緒につき、肉親が保険の申請用書式を携えて再度

わが家に訪れるまでに一月あまりあるので徐々に片付けだけでなく、住める環境づくりにも

取りかからなければならない。

 このままウィークリーマンションに住み続けたとして一月につき最低70,000円も住居

に費やすと、工務店側からの修繕後受け渡しが長くかかった場合約180日後というので、

ざっくり420,000円。これを安いとするほど懐具合は芳しくない。

 見込まれる自治体と保険からの見舞金(火災保険は保険の一部仮払い)を合わせてもせいぜい

600,000円で葬儀代と他にかかる生活費が半年ともなれば少なくとも200,000円

は『老後資金』からの持ち出し。 一次・二次工事代金として4,000,000円は最低

でも覚悟がいるし何より自身にとって未曾有の自体で、まだまだどれだけ必要か解らないので

まがりなりにも家(ブルーシート敷きの二階部分)にいることが一月早くなればコストを凡そ

150,000円を30日毎に軽減できるのである。

 この150,000円というのは交通費や他の出費と外食・弁当生活を続けることで週間

20,000円はかかるとみていたのだが後で計算してみるとだいたいそんなものであった。

 それ故、ごみの分別と片付けに関しては喫緊の課題とした。こうなると無理矢理でも二階

部分の片付けを進めようとするのだが、二階部分は実は母に関わる多くのものが8畳相当の

一室を埋め尽くいわゆる開かずの間となっていた。更に消火活動で邪魔になったものが、

その部屋へのアクセスを妨げていたのである。うっかり写真をとっていない事案の一つであり

お目にかけられないのは非常に残念なぐらいの見事な荒れ具合。で、あった。

 家の外にごみのなどは出しておけないので少し空いてきた出火元に詰め込んでゆくことに

なり、一人で二階から時に重量物を抱えて降りるのは健康上非常に悪いと身に染みて判った。

終いぐれには壁や床は遣り替えるものだから上から落とすものもあったが、お隣には工事の

うちなのでと詭弁を弄してわが身を庇っていた。


⭕連続外泊生活では自身の経験では一日あたり5,000円程度の出費を強いられました。

 これは当初のホテル住まいでの外・中食とウィークリーマンションでの自炊もどきを平均

 してみてのことで、いかにホテル住みが高くつくかを物語っている。

 ゲストハウスでの長期宿泊であれば調理器具も使えて安く上げることができます。

 インバウンドで需要が高い場合は別ですが、簡易宿泊所とゲストハウス住みは最初にできる

 節約です。

⭕家族の残したものはなかなか処分しにくいのですが、葬儀などで一区切りついたときに

 (形見分けや相続がある時点で)関係者全員が納得する形で現金化や寄付・廃棄で都度

 片付けるのが望ましい。


写真は今でも天井や壁から煤が降ってくるので静電気を帯びた部分や湿り気のある部分には

付着します。冷蔵庫の側面・前面に付きやすいので大掃除には拭き上げます。天井では隅に

残りやすく、衣服に付着するのを防止するためにプラダンを活用しています。