Dry

楽しい気持ちでいる必要もないんだ
だって1年の中の8割は泣いてるんだもん
常に憂鬱
こうなったら堕ちている事の方が普通
楽しい気持ちの日の方が私にとって珍しい日
だから無理して笑わなくてもいいんだ
あなたを喜ばせるために笑うのはやめよう

rainy day

あの時、死んでればよかったのに

私は幸せにはなれない

どうしてこんなにもつらいの？


きっと死ぬ時も悲惨な儘に死ぬんだろう

綺麗に死なせてはくれない

引き千切られた身体
焼け焦げた皮膚
擦り剥けた顔
溶け出した粘膜

私は幸せにはなれない

fragment

私は居場所が欲しかった
ただ「存在していいんだ」という証が欲しかった

だけどいつも壊れてしまう
信じていたのに壊れてしまう
だから信じるのも辞めた
そうしたら気が楽になると思った

でも少しの支えも感じ触れる事ができなくなった
より一層、孤独を感じた
傷付く事もなくなって感情も日に日に薄らいでいっている気がした

傷付かないことは望んだこと
機械になっていく心は過去の事は忘れられずまるで壊れた映写機
古い痛みが廻り続ける
擦れた破片はまるで叫び声のようにばらばらになって足下に飛び散った

全部ばらばら
心も身体も
全部ばらばら