snowflake

愛されたいと願う夜の儚い夢
無垢な気持ちは何も知らない
そう､知らなくていいんだよ
言葉よりも確かなものは在るはず無いと君は言った
知りたくもない現実を押し付ける君の欲望
今をそっと壊せるなら消していって
初めて触れた温もりに溶けてしまいたい

will

総て殺したいと思った

もう終わりにしたい

生まれながらに不幸な奴は幸せにはなれない

気が遠くなるほど続いているなんて…

もう終わりにしよう？

総て消えてしまえば苦しみ輪廻しないから

Ringlink

何もないと君は言う
けれど君のまわりには人がいる
何もないのは僕の方だ
僕の傍には誰もいない

同じように弱音を吐き出すのにどうして君は一人ではないの？
どうして僕は独りなの？
君と僕の何が違うの？

答えなんてでるわけない
そんなことわかってる
誰かに縋ろうとした自分が情けない
僕なんて誰も必要としないことわかってたのに…
『そんなことない』なんて容易く語り掛けるな
お前と僕は違うんだ
同じ傷を持った者なんて口にしないでくれ
その言葉がまた僕を殺していくんだ