久しぶりのブログ登場、千葉中央のN.Kです
今回は、訪問介護の職場会議で開催した、介護技術についての研修会の様子をお伝えしたいと思います。
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私たちが仕事にしている介護。
介護ってどんな仕事と思いますか?
食事や入浴など、ご本人ができないことを手助けする仕事?
ホームヘルパーの養成講座では、よく「自立支援」という言葉が言われるけれど、それって具体的にはどういうことなの?
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なんていう問いかけから始まった研修ですが、改めて言われると…言葉に詰まってしまいます。
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一昔前は介護の仕事は3Kの職場などと言われていましたが、ここは前向きに考えてみましょう!
これはある方から教わった事なのですが、介護というのは“その方の良いところを見つけて伸ばす”仕事なんですよ。「ここが動かないから手助けをする」のではなく、「ここはうまく動くからトコトン使っていきましょう!」ということ。そうしていくうちにご本人ができること、一つでも増えていくとよいですよね。
様々な介助行為をする際には、“ヒトの体の自然な動きに合わせた動作”をしてくださいね。
自然な動きにそってない動きはご本人にも、ヘルパー自身にも負担がかかりますから要注意!ですよ。
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こんなやり取りをしながら、立ち上がりの介助方法や椅子とテーブルの高さについて話をして…
そして本日のメインは、布団(ベッドではないです)からの起き上がりと、車いすへの移乗介助法に関しての演習をおこないました。
夕方からの研修にもかかわらず、時間が経つのも忘れながら、参加したヘルパーさんたちは熱心に演習に取り組んでいました。
そりゃそうです。
今、その介護方法が必要な方がいるのですから。
熱心にもなりますよね。
ガーデンテラスでは季節感を大切にしたデイサービスのイベントやにぎやかな食事だけでなく、こうしたある意味“裏方”の仕事にも取り組みながら、良いケアができるように頑張って(悪戦苦闘して?)います
ちなみに…
その方に合った椅子の高さって、どの程度だと思いますか?
ちょうど良い椅子の高さは、その方の『膝下の長さ-1cm』なんです。
なので、素足の時と靴を履いた時では、ちょうど良い椅子の高さは変わるのですよ。
ちょうど良い高さの椅子がない(高すぎる)場合は椅子の脚を切る…のが良いですが、なかなか難しい。
そんな場合は少し大きめの足のせ台を使いましょう。
そうすることで足を踏ん張ることができて姿勢が安定しますよ
次回のワンポイントkaigoにも、こうご期待!!
千葉中央 N.K