今回は名前に「チョコレート」がつく病気、女性特有の病気の一つである「チョコレート嚢胞」についてお話していきましょうウインク既にこちらのブログで取り上げたこともあるので、ご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、お付き合いくださいニコニコ

 

この病気は名前だけですと少しわかりづらいもやもやですが、子宮内膜症といえば少しイメージがつかめるかと思いますニコ

 

少し難しい話になりますが、子宮内膜とは子宮の内側にある組織のこと。女性ホルモンの影響で厚くなり受精卵の着床に備えますが、妊娠が成立しない場合は月経血とともに子宮から排出されますニコ

 

子宮内膜症とは、この子宮内膜に似た組織が、子宮の壁や子宮以外の場所に形成されてしまい、さまざまな症状を引き起こす病気ですガーンこの病気の特徴は、性周期に応じて、正常の子宮内膜と同じような変化が生じます!!

 

もっと単純に表現すると子宮以外の場所で生理が起こってしまうということですうさぎ何とも不思議で厄介に病気ですアセアセ

 

また、卵巣の内部に発生したものを「卵巣チョコレート嚢胞」と呼びます。

 

卵巣内で増殖した子宮内膜からは月経ごとに出血が起こりますが、その血の塊は卵巣に貯留して囊胞(ふくろ)を形成します。出血は時間の経過とともに粘調性を増し、茶褐色に変化していきます。その見た目がチョコレートのような色調を呈していることから、「卵巣チョコレート嚢胞」と呼ばれるようになりましたニコ特に20代~40代の女性に多く、月経のある女性のおよそ10%の割合でみられます。

 

主な症状としては生理痛や生理時以外の下腹痛、腰痛、性交痛および排便痛などですぼけー

 

この病気の早期発見のポイントは「つらい生理痛」ですショック。しかも月経の回数を重ねるごとに痛みが強くなっていくのが特徴。以前に比べて生理痛がつらくなってきたり、生理の量が増えたと感じた場合は要注意です注意

 

早期発見は、病気の進行をおさえ、症状を軽減することに効果的です。