どうなるかなと思っていた流産手術
無事に終わりました
手術も眠っていたので、一切記憶もなく、あっさり終わりました。
これで妊娠最後の記録として、一旦不妊治療ブログに戻りたいと思います。↓
今のところ不妊治療に前向きです
そしてまた妊娠出来たらこのブログにまた戻ってきたいと思います
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それでは妊娠最後のお話し
前日の夜は全く寝付けず
明け方眠りにつきました。
特に不安とか悲しみにくれてたわけでもなく、どちらかと言うと、ちょっと変かもですが、生きて産まれてこないけど、ある意味誕生日のような気分もあったので、割と前向き(なつもり)でした。
まぁそうは言ってもいざとなったら全然心の整理がついてなくて💦頭ではもうとっくにわかってるんですけどねー
リプロは土曜日の12時という事もあり、受付から混んでました。でも受付ですぐに「2階でお待ちください」
とすぐに2階に向かいました。
予想外
オペ室は3階だよね?
と思いつつ2階に向かい、念のためそちらの受付に、「2階だと聞きましたが特に受付は必要なくこちらで待っていれば良いですか?」ときくと、ファイルを確認して、座ってお待ち下さいとのこと。
するとすぐに
「内診10番にお入りください」
とスマホにメッセージが💦
10番は3階です。
しかも術前の説明では内診は術後のみだったので、念のための確認も終わっていたので、再度の内診も、そもそも2階はなんだったのかわけわからず、土曜で忙しくて、他の人と間違えてるかもと、受付に聞きたかったけどお電話中。
無駄にドキドキしながら3階に戻り受付で再確認
2階から3階に変更になったと謝られましたが10番であってるもよう
移動と確認でお待たせしてしまい
ようやく内診へ
初めてみる若手の男性の先生
後からみたら、出血の確認とかって欄にハンコが押してありました。事前に出血確認の可能性もありますが、これ、やっぱり術後の手違いだったんじゃないかな、と疑問です。
でも、一昨日が最後と思ってたけど、もう一度姿をみれるのかな、と思うと少し嬉しい手違い
エコーを入れると胎嚢はすぐ見えました
白い点が右側の端っこに。
「ここが赤ちゃんですね」
初めて言って貰えたので少しジンとくる
センチになってるなー💦
やっぱり心拍パクパクしてないし、3mmくらい
前回3粒だったのが、今度は点のみ。
「…お写真どうしますか?」
えっ!
「お願いします!」
前回が最後と思ってましたが、ホントに最後のエコー写真。小さくなってしまってますけどね。(今回はもうのせません💦)
でも嬉しい。
この世にやってきてくれた数少ない痕跡。
内診が終わりロビーで少し待つと、12:20ごろには処置室へ呼ばれました。
採卵や移植と同じ場所のベッドで、今回はそうではない事にホロリときましたがすぐ持ち直しました。
一度トイレに行っておくように言われ、その後すぐに抗生剤の点滴開始。ソルラクトという電解質の点滴もつけ準備万端。
14時ごろときいてきたけど、12:40ごろに
「次なので準備が出来次第呼ばれますからね」
と声かけがあり、いよいよかと覚悟を決める
これはこの子の小さな出産なんだ
よくここまで成長してくれたね
来てくれてありがとう
と思う事で、なんとか乗り切ろうと思っていたのに、いざオペ室に入ると涙がじわり。
先生はおそらくH先生(M先生とたまに区別つかない💦)。採卵で痛い目にあった経験から少し怯むけど、それどころではなく
そして知らない先生よりは良かったなと思いました
採卵と同じく、名前と生年月日をきかれ、名前は言えましたが、なんとそこで泣いてしまい続きが言えず15秒くらい中断。ごめんなさい…。看護師さんが優しく腕をさすってくれました。なんとか生年月日を言えて、そこから落ち着きました。
こんなに何人にも優しく見守られながら産まれてくるんだから大丈夫。大丈夫。ブロ友さん達もあんなに気に留めてくれていた。大丈夫大丈夫。
血圧計や酸素濃度計、心電図をつけると、めっちゃ脈拍早い。
ずっと想いにあったけど、きけてなかった事をココで聞かないと後悔するかも、と、計測器具をつけてもらっている時に
「後で見ることは出来ますか?」
と思い切ってきいてみました。
先生は「エコー写真とは違うから、見ない方がいいと思います」と優しくおっしゃいました。
どんなでも姿をみたいなとは思いましたが、そう仰るなら見ないままでいよう。
「わかりました」
何度も困らせて申し訳ないです。
前回の診察で聞けてればよかったんですよね
マスクを外して酸素マスクに付け替え、麻酔のお薬をいれるので、目をつぶって深呼吸するように言われました。
何度かゆっくり呼吸して、なかなか効かないなぁと思っていたら、ぐにゃり、と意識が変化して、あ、効いてきた、と思ったら、もう次はベッドに戻ってきていました。
看護師さんがやってきて、体調どうか確認してきました。
生理痛のような痛みと、それよりも膣のあたりが妙に痛い。ガーゼなのか、少し奥で子宮口なのかそれとも尿道なのかよくわからず。聞くと尿道カテーテルは入れてないとのことで、膣内のよう。それでも大した事ない痛みでホッとしました。
痛み止めを点滴でいれつつ、まだ山のようにあるソルラクトが見えて、早く起きあがってスマホとってパートナーに連絡したいな、とばかり考えてました。
終わったのが何時なのかわかりませんが、目覚めてから長い間、この点滴が終わるのを待ちました。昨日寝れなかったからぐっすり寝たかも。起きても頭はまだゆらゆら。
近くのベッドでは、移植に呼ばれている人がいました。
心からこの見ず知らずの方の移植が上手く行くように祈りました。
もういなくなったお腹を触ると、まだやはりポッコリしてました。
しばらくして薬のおかげか、生理痛のような痛みはなくなり、膣の中の痛みだけが残りましたが、それもほぼ気にならない程度に。
長いことかかった点滴もようやく終わり、携帯を手にしてパートナーに無事に終わった連絡をいれたのが既に14:45くらいでした。
いつものように、温かいドリンクをきかれ、ココアを飲みました。カントリーマアムも健在笑。いつもの採卵の時と同じセットに加えて、痛み止めを追加する用の白湯もいただきました。
追加の痛み止めのロキソニン(家に大量にありましたが、パッケージなので料金変わらないそうで)と、子宮収縮止血剤を渡されました。
麻酔の影響か、ぼんやりしていて、もう涙は出ませんでした。
一旦ロビーで待って、内診でガーゼを出したら凄い出てくる!しかも痛い。コイツが原因か。
内診はなんとまたもDッシー先生🐧
「出血確認しますね」
サッといれて1.5秒で抜く。…早い!
「次エコーいきます」
またサッといれて2秒スキャン
めっちゃ早い!
サッとやりましたが、一瞬見えた子宮の中にはもう胎嚢がありませんでした。
「はい子宮の方も大丈夫ですね」
お礼を言う前に去っていきました。早い笑
エコーでゆっくりやっていたら、胎嚢がない事でメソメソしてたかもな、と思うと、ホントに一瞬で終わらせて貰えたのは良かったなと思いました。
診察も比較的早く呼ばれて、T先生👓
ここにきてレギュラーの先生続きでホッとする
T先生は優しいモードでした
2秒くらいもなかったエコー写真のデータはハッキリ写っていて(流石)、
「まだ少し出血したものが溜まってますけど、子宮の中も綺麗ですね」
との事でした。
病理検査が出る頃に術後の内診も行うという事で10日後以降に再診と、出血についての注意事項を教えていただきました。
出血は人それぞれで、出たり止まったり、少しずつだったり、普通の生理のようだったり、塊がぼろっと出てきたり。量が多いものが続いたり、色や匂いがおかしくなっていったりすれば、すぐに連絡を、との事でした。
最後に続けておいた方がいいサプリなどあるか、それともしばらくやめてしまっていいか確認しました。
「ビタミンDとチラージン(甲状腺用)だけ続けておくといいね」
染色体の検査のメリットを聞こうと思っていたけど、その時は全然頭になく、早く帰りたい思いでいっぱいでした。
次に聞けばいいや
多分聞いてもあまりに確実性がないからやらないと思う。2人のDNA検査も不育症もやれる検査も大抵やってる。
お会計は混み合っていましたが、夫婦だらけだったので実際には半分の数。なんでこんなに夫婦多かったんだ?待合室も1/3くらいが夫婦だったやも?
窓の外では小さい子が両親とお散歩にきていて、ヨタヨタ走ってはお母さんの所にすぐ戻る、というのを繰り返してました。
あーいつかウチにも来てくれるのかなぁ
帰りはパートナーに車を出してもらって迎えに来て貰いました。
ご近所の桜が蕾もあれば、満開の木もありました
綺麗だなーお花の季節の旅立ちって素敵だなぁ
寝てる間に終わったので、あまり実感がわきませんが、ほのかな膣の奥の痛みが現実だったんだなぁと感じます
もう一緒にいないんだなぁとも思うし
毎日のトツキトオカの成長コメント読む楽しみもなくなった
10月産まれの子かぁ、なんて思う事もないし
閉経するかも知れない
でも、手術も痛みも恐怖もないまま終えられて、皆さんの優しさや思いやりに触れられて、大勢の同じ思いを乗り越えてきている方々もいて、めちゃめちゃ支えられてます
改めてリプロで良かったなと思います
金銭的な理由で転院する際には、流産手術を行っているか、吸引しているかどうかも確認したいと思いました。
というかリプロの看護師さん、どなたも天使過ぎて離れられないかも笑
リプロに転院してて本当に良かった…
それではまた不妊治療ブログに戻ります
また我が子が宿ったら戻ってきます!
全てのお子さんを望む方々に、どんな形でも望む通りになりますように…!