インド人もびっくり
なんてコピーメッセージが流行ったのは今から50年以上も前の話。
それが市民権を得た当時まだ生まれていない僕が何故か知っているということは、相当インパクトのあるフレーズだったということでしょう。
僕の記憶はこの言葉を、CMフレーズとして宣伝されたカレールーの素よりも、幼少時に見たビックリ人間(クシャおじさんとか首輪を何個も重ねて首を長く伸ばすアフリカの女性とかをレポートした記事)の本の内容と直結させていて、このフレーズが横に書かれている爪が異様に長いインド人の男性の写真がすぐに思い浮かんできます。子供の頃の記憶って本当に鮮明ですよね。
なので、こんな子が来院すると、思わずインド人もビックリですね、と口に出てしまいます。若い飼い主様たちには全く何を言っているのか分からないかとは思いますが、余命幾ばくもないアラヒフ親父の懐古趣味だとご容赦頂けたら幸いです。
それにしても長ーい爪!
この後看護婦さんに綺麗にパッチンコされましたよ。
さて、インド人もビックリといえば、僕らも飼い主様たちを少しビックリさせてしまっているかもしれません。
実は3月1日から立石動物病院の院長が交代します。
院長は辻みつき先生という若くて綺麗な女性の先生です。彼女の後ろには名門動物病院の川村動物病院院長の渡利先生がしっかりとサポートしてくれます。勿論、僕ら夫婦以外のスタッフは引き続き立石を守ってくれます。
僕と聡子先生は28日をもって、病院から退くことになります。ご報告が遅くなって申し訳ありません。
僕らが立石から去ることには色々と個人的には理由があるのですが、ここで細かく話しても上手くお伝えできる自信がございません。1つだけはっきり言えるのは、立石動物病院にとって、これは後退ではなく前進だと僕らが考えているということです。
リニューアルする立石に皆様ご期待下さい。
きっとインド人もビックリ!してもらえると思いますよ。