その場に応じた介護を

「介護」といっても日常生活の動作を手伝うことだけが全てではありません。

苦しそうなとき手を出してしまうのは簡単なことですが再び同じ状況になった時に同じところで苦しみ止まってしまうことになるのです。


その為にまず利用者一人一人がどの程度まで自分でできるのか、どこから手助けが必要かをしっかり把握して、それぞれに適した介護方法を見つけ、自立支援をしていくことが重要なのです。


利用者の数だけ介護方法も一人一人皆違うものを抱えているのです。目には見えなくても誰もが何かしらの思いを抱えています。コミュニケーションの際のふとした「心の声」を見逃してはいけません。


介護するとは身体的・身体的なもの全てを知った上で一人の人として受け入れていけると良いのです。

それは「人権を守る」ことなのです☆


また支援する側が自分の考えや価値観で勝手に決めてしまうのではなく考えや価値観は一人一人違いますので利用者も一人一人考えや価値観が違い同じ人などいないということを前提で利用者に聞き利用者の意思を尊重することの大切さを最近気がつきました(^^)


また利用者やご家族が要望等を聞いたり意思を尊重すると言う環境を…と言うのも大切です。しかし、直ぐ改善できるもの、時間をかければできるもの、様々な要因があり叶えることが困難なものがあることを知ってもらいつつ耳を傾けていくことが大切なのです。広い心で相手の意見に共感、受け止めることが大切なのではないでしょうか?


盲ろう者友の会でも自分の考えを求められた時に時間がかかってから話すことがありました。

おそらく頭の中で考えていることをうまく整理できないこと、知識不足から来ているのだと感じています☆これから得た情報を即座に整理して適切に言語化する力が欠かせません。

これからしっかり言葉で表現することを心がけていきたいと感じています(^^)