思い出の写真を見ていた。
たくさんのドレスの山を差し出され、着たくないとごねた結果最終的に妥協した際に着たドレス。
姉はあの日にこにこ太陽の様な微笑みで、それに似合う明るい赤色の可愛らしいドレス。黒髪で地味な私はワインレッドのシックなドレス。
同じ赤色のドレスでも、着ている人物によってまるで光の国の妖精と闇の使いだった(笑)
姉は佇まいが、振る舞いがディズニープリンセスのようだった…細くてにこにこ笑ってくるくる回って、アナと雪の女王のアナのような雰囲気。
無表情でほとんど動かない私は完全にアダムスファミリーのウエンズデーだった(笑)
でも表情死んでるおかげでそれが廃墟の景色とうまい事馴染んでいていい雰囲気になってるという…
ドレスは嫌だったけど、こんな写真が残せたのは結果的にはまぁいいのかな…