いい人たち | 振り向けば雪女

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黒猫が綴る日々のあんな事やこんな事まさか…そんな事まで(?)
更新しない時はしない、する時は一気に更新されまくりな超不安定ブログですよ。
私の生き様をとくと見るがいい。ゆっくりしていってね!1             

今日は素敵ないい人たちに沢山出会えた。
昨日心配していた通り、私の出張先の路面は雪で覆われてただでさえ頼りない上に、四駆でもない軽自動車は右往左往ハンドル取られまくりで…
ああ、私マジで今日事故るかも…せめて現場での役目だけでも終わらせてっていう思いで半べそかきながら必死で運転してた。
案の定途中で車動かなくなってしまった。タイヤが空回りして、前にも後ろにも進めなくなった。
一回目、反対車線でそれを見ていたおじさんが後ろから車押してくれて抜け出す事ができた。
しばらくして、現場から五分くらいの場所でまた車がうごかなくなった。
もういつもなら到着して色々準備始めてる時間なのに…こんな真っ白じゃ現場すらどこかわかんない…これ以上この道も進めない…
でも時間は待ってくれない…

私が行かなくちゃ…

車の荷台に乗せてあったシャベルでタイヤの周りの雪をひたすらどけた。長靴の中は雪でいっぱいだったけど、冷たさとか寒さなんて感じてる余裕すらなかった。

相変わらずひどい雪が降りしきる中で私は自分の無力さに泣けてきてしまって、泣きながらタイヤの周りの雪をどけていた。

そしたらそこに偶然通りかかったおじいさんとおじさんがベソかいてる私に救いの手を…
白装束着た髪の長い女がスコップ片手に道端で泣いててさぞかし驚いた事でしょう…
でも二人のいい人たちは協力しながら私の代わりに運転してくれたり雪かきしてくれたりと本当に一生懸命助けてくれた。現場まで走りやすい道を教えてくれたり。感動した(ToT)

近くの場所で一仕事終えて来た職場の男の子も、私の現場の雪深さを心配してくれて途中で電話してきてくれた。俺間に合いそうやし代わりに行ったろか?って。
その後すぐに職場の奥さんも心配してかけてきてくれた。

幸いおじいさんとおじさんのお陰で無事に着くことが出来た。
私は…本当に色んな人に助けられて支えてもらってるんだって思ったら力がわいてくる。

現場について、近くに車を停めたかったけどまた動かなくなったら怖いから少し離れた場所に車を停めた。
そしたらいつも可愛がってくれる取引先のおっちゃんがいて、わしが近くに停めたろって近くに停めてくれた。それにあったかい缶コーヒーまで買ってきてくれた…
準備も手伝ってくれて、後片付けも業者さん達が手伝ってくれた。

みんな本当にいい人たち…見ず知らずの人もこんなに助けてくれて。
今日私を助けてくれた、心配してくれたたくさんの人達、本当に有り難うございました。みんなに今日の分の徳が幸せな形で返ってきますように。ありがとー!