バイクも乗らない、クルマも乗らない。
…持ってる意味あんのか
わたくしゎコレクターでもありません
…100歩譲って、バイクはまだいい。
クルマは維持費がバカにならん
税金、保険、駐車場代…
ほとんど乗って無いのに維持してるのは馬鹿らしくなります…
…でも、いざ手放すとなると、なんだか惜しくなる…
その葛藤を繰り返し、
とうとう愛車()を手放す事にしました。
それが先日書きました、ウィーカーズ(旧ビッグモーター)さんにクルマ売って来たハナシなんですが、
そこに至るまで、何度か「これが最後」と出掛けた、
クルマでのツーリング記を書き連ねようと思います
では前回、除草剤を撒いた後のお話です。
マイカーとのおもひでづくり、
行き先その①、伊豆半島
…ところがドッコイ!
いきなり躓きます
乗らなさ過ぎて、エンジンがかからない
キュル…キュ・・・キュ・・・・・プシュ~~~
何度か試みるが、完全にアウト
自宅に戻り、10年くらい前に買ったジャンプスターターを持ってリトライしてみるも、
もはや役立たずでエンジンはかからず
先日除草剤を撒いた際に使った、モバイルバッテリー+充電器で20分くらい充電してみるも、
やはりエンジンはかからず
…今回は一泊二日の旅路を予定していたので、既に宿は予約しております。
クルマがダメなら、バイクで行くしかない!!
…その前にダメ元で、ガレージ(箱)に転がっている、ハーレー用の予備バッテリー(リチウム)を、
ブースターケーブルでつないでみる事にしました
ただ、ハーレーのバッテリーもバイク用としては異例にデカいとはいえ、
わたくしのクルマのバッテリーもドデカいです
確か100Ahとかの、重さ25kgほどあるバッテリー積んでます
ハーレーの鉛バッテリーが7kg程度なので、
いくらリチウムとは言え、こりゃ土俵が違い過ぎるだろうと思いましたが、
藁にもすがる思いで、ブースターケーブルを繋ぎ、セルを回してみます…
キュルッキュキュキュ…
ブォン!!!
呆気なくエンジンはかかりました
ナイス!ハーレー用バッテリー
…こうして、無事クルマでデッパツ出来たのですが、
だいぶ余計な時間を食ってしまったので、ホントは下道でのんびり行こうと思ってたところ、
東名高速を使ってイッキに沼津まで行っちゃいます
沼津に着くころにはもう既にお昼時になってしまったので、
取り敢えず昼飯でも食おうと、有名な「さわやか」の函南店に行ってみます。
ところが、「さわやか」の中では穴場的存在だと思っていた郊外の函南店ですが、
それでも昼時は軽く60分待ち
さすがにそんなに待てません、と先に進みます(まぁ「さわやか」の待ち時間としてはそれでも短いんだろうけど)。
…なので、ここまでは足早にひたすら移動しただけなので、写真は一枚も撮ってません
そう言えば、高速乗る前にガソリンも入れてなかったので、海老名SAで入れたんですが、
昔と変わらずマニュアルどおりエンジンルームチェックとガソリン添加剤を勧めてくるのにはちょっとほっこりしました
(丁重にお断りしましたが)
さて、「さわやか」を諦めたわたくしは、
沼津の海岸線を目指します
そして最初の立ち寄り処がコチラ!!
お食事処「やま弥」さんです
こちら、もう10年以上前からツーリング雑誌で見てずっと来たかったお店。
長らく時間とルートが合わずでしたが、やっと初来訪
ドンッ!!!
これです。コチラが、いただきたかった鯛丼ですハイドンではなくタイドンです
丼といいつつ、初めに具は載ってません。
まずゎ、卵黄と鯛をよーく混ぜてから、ご飯にのっけてくださいね、と説明してくださいました
そして、
持ってきてくれたおねいさんが、
「珍しい~、双子ちゃんですよぉ~~~」と。ホントだ
なんだかラッキーな気分
混ぜ合わせて、ご飯にのせて完成
ん、これは美味し!!!
鯛などの白身魚はお寿司やお刺身でも美味しいですが、
こうやって玉子と絡めるのもメチャウマですな
淡泊な白身と濃厚な卵黄が織り成す…とかほざく間もなく、
あっという間に完食ごちそうさまです
道路を挟んで駐車場も完備されており、座席によっては、海と山と愛車を眺めながら食事する事も可能
でゎでゎ次に進みましょう
折角、愛車とのおもひでづくりなので、
ワインディングを気持ちよく走りたい!
…って事で、当然西伊豆スカイラインへと向かいます
というわけで、
ドン!!
こやつが(書いている時点では手放してますが)ワタクシの愛車
ちょい古のメルセデス・CLKカブリオレです
昔っから、オープンカーが好きなんですよねぇ
「ただ、屋根がないだけでしょ?」
「デカいサンルーフ付きのクルマ乗ってるけど、それと大して変わらないんじゃね?」
ゼンゼンチガウ!!!
オープンカーの気持ち良さは、乗ってみなくちゃ分からないです
…でも、人に勧める気は無いですけどね。
合う人はハマるし、合わない人は一発で懲り懲り
あと強いて言えば、このCLKカブリオレの様な4座で近代的?なオープンカーよりも、
2座で古典的なオープンカーの方が、個人的にはより気持ち良いです
やはりフロントガラス(Aピラー)が立っている方が、開放感が段違いなのです
まぁそこは快適性などとのトレードオフなんですけどね。
ワタクシは風が巻き込もうが、Aピラーは立っている方が好きです
…じゃあなんでコイツに乗っている(いた)のかと言うと、
まぁ衝動買いみたいなもんですかね
メルセデスのようなこれみよがしなブランドは正直好きではないんですが、
人生で一度は「ベンツ乗り」になってみっかぁ~…なんて漠然と思ったのと、
選択肢はオープンカーで、フツーに考えてSLKかな、って感じなんですが、
王道過ぎてツマラナイので、ちょっと外したチョイスでCLKにしてみた、というワケです。
具体的にどこに衝動を掻き立てられたかと言うと、
ココっすね
屋根を開けた時、シート後方がぽっこり盛り上がっているトコロ。
なんかスーパーカーっぽい造形じゃないっすか
この、機能的には全く意味の無いフードの盛り上がり。
こーゆートコにピンポイントでビビッときてしまったのでした
若かりし頃はCLK見ても、
「こんな地味なクーペ、誰が買うんだろう?国産のがカッコイイ車たくさんあるじゃん。わざわざコレ選ぶ意味って…」
…と、いささか懐疑的でしたが、
コンバーチブルとは言えまさか自分がCLKに乗る時が来るとは…当時は考えられませんでした
でも乗ってみてから知ったのは、CLKって登場当時、ジャーナリスト?評論家?の方々の評価がめっちゃ良かった事、
そして、意外と周りにも「出た時めちゃくちゃ欲しくて、中古になってようやく買えたよ」と、ずっと乗り続けているオジサマや、
「DTM仕様にカスタムして乗ってましたよ」というヤンチャな青年などが居て、
意外と(?)アツい支持を受けてた車種なんだなぁと後から思った次第です(どちらもクーペ)
そう言えば最近、CLEクラス?という最新型の後継車種も出ましたね。
横から見ると、なんかビミョーに間延びした感じで、
サイドシルエットは同じ時代のクルマでもBMWの3シリーズカブリオレの方が好きかな
先ほどよりチョイ引き気味で
う~~~ん、やっぱり西伊豆スカイラインは良いっ!!
「天空の道」って感じで、こーゆー天気の良い日は、バイクやオープンカーには最高です!!
…つづく。