でゎ川平湾をあとにし、石垣市街方面へと舵を切る前に、
近くにあるもう一つのビーチへ寄って行きます
底地ビーチというトコなんですが、
実は数日前にバギーに乗って一度来た場所です
生憎その日は天気が悪く、空は分厚い雲に覆われて時折雨が降っておりました
そんな日に訪れた底地ビーチは、
こんな感じでした。
まぁキレイな海なんですけど、南国!!って感じは薄く、
インストラクターさんも「海の色は空の色なんですよね。晴れ空でもっと綺麗な海を見てもらいたかった…」と残念がっておりましたので、
天気の良い日にもっかい見に行ってみよ~!!
…と、立ち寄る事にしたのです
ちなみにバギーの時は、ここの近くのリゾートホテルも、
こんな感じでリゾート感が希薄でした…
さて、晴れた日の底地ビーチは~~~???
…もう夕暮れなので、結局エメラルドグリーンではありませんでした
でも水面が静かで、キレイな海と空ですね
しかもここでは、能力を身に付ける事が出来ます
なんのこっちゃと言いますと、
コレ、悪魔の実です
まぁ~ココじゃなくても、石垣島ではいたるところで見れますが、
アダンという植物らしいです。先日、バギーのインストラクターさんが教えてくれました。
なぉバギーツアーの時は、天気が悪くて海はどんより、たまに見られるという野生の孔雀(!)にも会えませんでしたが、
代わりにグチャドロのオフロードコースをバギーで思う存分爆走出来たので、個人的にはそっちの方が楽しかったです
…それでは、西海岸沿いを走りながら石垣市街へ向かい、
最後の立ち寄り処で、夕陽を眺めに行きます
「フサキビーチ」のはじっこにある、「観音崎灯台」です。なんか神奈川県横須賀市みたいですね
右側に立っているのがその灯台ですね。
ちなみに「琉球観音埼灯台」などとも呼ばれているようです。
麓には展望台もありまして、
水平線に沈む夕陽を眺められます…。センチメンタルになりますなぁ
でもま、海と夕陽のこーゆーシーンは、別に石垣島じゃなくても見られるけどね(オイッ)
そんなこんなで、ちょうど日が暮れる頃、
石垣島をぐるりと周って、石垣港(市街)へと戻ってきました
夜の街とカンナム・ライカー
石垣島(の市街地)に数日居て思ったのは、
狭い路地に飲食店がひしめき合って毎晩賑わっていたり、繁華街から少し離れると一気に寂れて夜は真っ暗、
そして外国人が非常に多いのもあり、
なんだか東南アジアの雰囲気に似てるなぁ…なんて
少し前にホーチミンに行ったのですが、その時のような異国情緒?を、
不思議な事に、ここ石垣でも感じました
ま、東南アジアの都市と違うのは、
交通量が圧倒的に少ないのと、
みなさんちゃんと交通ルールを守っている事かな(笑)
おかげで、カンナム・ライカー…所謂リバーストライクという未知の乗り物でも、
何も問題なく石垣島を一周してくる事が出来ました
…が、
これでオワリではないんです
島を巡って街に戻って来たので、ここで一旦マシンを置いて、
あとは美味いメシと泡盛でも堪能しながらのんびりすっかぁ!!…ってトコなんですが、
何故か再び、カンナム・ライカーにまたがって走り出します
ツーリング序盤で立ち寄った「玉取崎展望台」へ向けて
…そう、何故だ?
それは、星空を見たいからなんですね~~
突発的な旅路だったのであまり下調べをしてなかったんですが、
星空ウォッチングも素晴らしいらしいので…、
ライカーは当日返却では無く、翌日返却にしたのです
そう言えば、金田一少年の事件簿でも波照間島の星空の素晴らしさが説かれていました。
まぁ波照間島ほどではないかも知れませんが(どうせ行った事ないし)、きっと綺麗な星空が見えるはず
…って感じで、再び玉取崎を目指すのです
ホントは、最北端の平久保崎まで行きたいトコだったんですが、
流石に今から再度そこを目指す気力と体力が無く…
・・・
走りながらたまにチラッと空を見上げるが、実はまだ空が真っ暗になる前だったので、
三日月は綺麗だけど星はあまり見えておらず、
「あれ?もしかして、大したことないんじゃね?」
…と不安にもなりましたが、
いざ玉取崎展望台に着いて、ようやく闇に染まった空を見上げると…、
…こんな写真ですみません、なんかチリが舞ってるようにしか見えませんが
実際は、すんげぇ星空が広がってました
いや、もうこれは「星空」ではなく銀河と表現した方が良いかもしれません
これまで北海道や鹿児島などで見た星空もメチャ綺麗でしたが、
それらをも上回る圧巻の夜空に背筋がゾクッとしたほどです
この時ばかりは、家に転がっている一眼レフをとりよせバッグしたかったです
持ってきていた高倍率ズーム機(1/2.3型の小型センサー)ではどうやっても上手く撮れず、
無理やり補正しても、
まぁ星の多さは少し伝わるかな…?くらいで代わりにノイズ乗りまくり
残念ながら画像で感動を伝える事は出来ませんが…、
兎にも角にも凄すぎて、星の数もさることながら、流れ星が連発していて、
これは現実世界なのかぁ~!?…とすら思えました
石垣島では何度も「この景色をずっと眺めていたい」と思う風景に出会えましたが、
この星空はまさしく、ほんっと何時間でも、なんなら夜が明けるまで見ていられる美しさです
意外と、ここ玉取崎展望台まで星を見に来る人は少ないのかな?今日がたまたまかな?
静かに星空観賞でき、
唯一、途中で男性1名で来られた方が合流?し、共に美しい星空をしばし堪能しておりました。
首が痛くなるほど星を見上げ、
また市街地へと戻ります…。
素晴らしい体験をありがとう、カンナム・ライカー
LAP1(昼間)は、内陸部の草原を走ったのですが、LAP2(夜道)はさすがに街灯も無い交通量も無い道は怖いので、空港などがある東海岸側のメイン街道を走ります。
それでも市街地に入るまではほとんどクルマも走っておらず、静かで平和な島だなぁ~と感じました
石垣島に来て毎晩、街で美味しいものを食べまくったのですが、
この日はもう夜遅くなったので、マックスバリュのお惣菜が晩御飯です
ま、それも悪くない…
郷土料理の「じゅーしー」もあったし
まぁこの日はスーパーのお惣菜ですが、
折角なので(?)石垣島で味わった美味しい記憶を以下に羅列してみます
石垣牛の炙りと近海魚の盛り合わせ
とろとろのラフテー
石垣牛のユッケ
ミミガーともやしのナムル、地味に美味いメニューの典型
「石垣島まぜそば」なるメニューは見た目もお味も…美味し
あら汁もヴォリュームあり、美味し
サンゴを使った箸置きもシャレオツ
アボカドは間違いないウマさ
石垣地鶏のタタキ。鶏肉好きなんです
あぐー豚!これも外せませんな
そしてやはり石垣牛の肉寿司は、食しておかねば
ちなみにこれは朝食ですが、八重山そば、ラフテー、盛り放題の海鮮丼、さらにタコライスも
その他にも「じゅーしー」や、なぜかジェノベーゼ…、そしてサーターアンダギーや、「ブルーシール」のアイスも食べ放題
海ぶどうも盛り放題の海鮮丼
そんな、朝ゴハンが好評かつ低価格、それでいて立地も抜群な今回のお宿は、
ベッセルホテル石垣島でした
このツーリング記の冒頭で述べたように、造りはモロにビジネスホテルなので、
アベックがキャッキャしながら泊まるには向かないかもですが、
気ままな一人旅や長年寄り添うご夫婦、もちろんビジネスなんかには最高じゃないっすかね
ちなみに、ワタクシより余程旅慣れている友人(女性)と後日石垣島の話で盛り上がっていたら、
妙に話が嚙み合うのでもしやと思ったら、彼女が石垣島に行った際の滞在先もなんと同じベッセルホテルだったという
…あ、ちなみに回し者じゃありません(笑)ただ良い滞在だったのでつい…
…で、カンナム・ライカーは夜通しお借りしているので、
明朝もまた走ります
つづく。