さて、では再びバイクを走らせ、
鴨川を抜け、天津方面へ
房総というと自分はすぐ山に入って行ってしまいますが、
海沿いもやっぱり気持ちが良いですな
そして到着したのがコチラ
食事処・いいとこさんです
ここはだいぶ昔、まだ「ジパングツーリング」や「ツーリングGO GO」などというツーリング雑誌があった頃に、
その房総特集で知ったんですが、
いつもいつもココまで辿り着く前に、どこかしらの食の誘惑に負けてしまい、未だ来れてなかった場所
やっとこさ、初来訪です
完全にランチタイムは過ぎておりましたが、
なんかすごく愉快な大将と、とても賑やかな4人組のお客で活気ある店内。
このお店の推しは「鯛丼」ですが、
なめろうも美味しそう…
ミニ丼のセットメニューもある…。
しかし!!
一見さんは、まずは「鯛丼」だろう
というわけで、
ドーーン!!!
容赦ない「日本むかしばなし盛り」の鯛丼が登場です
さっぱりとしたお味が、さっき食べたラーメンと対極で、
ヴォリュームはすごいけど食が進みます
途中でお茶漬けに出来るのも嬉しいトコロ
お茶漬けって、なぜこんなに美味いのだろう。
そして、なぜお茶漬けはOKなのに「ねこまんま」は行儀悪いのだろう…
…なんて要らん事考える間もなく、完食
大将が「お、食べきったね!」と声をかけてきますが、
美味いし、このくらいの量なら余裕ですよ
しばし大将と話し込む。
「バイクで来たんだ。さっきも昼時に4~5人のグループが来てたけど、一人は気楽でいいよね~~」
…と、
先日台湾で、おひとり様は散々珍種扱いされたけど、
ここでは良き理解者がおりました(笑)
この「いいとこ」さん、メシも美味いし大将もオモロイ。
そりゃGOOGLEマップの評判も良いわな
唯一、湯呑が魚臭かったのが初め気になりましたが、
そこは、大将が一人で調理も洗い物もしながら忙しいお店を切り盛りしているから!
むしろそんなとこにも人間味が感じられて良いじゃないっすか
…でゎ、次のスポットへ。すぐ近くなんですけど。
またしても神社っぽいトコロに。
いや神社なんですがね
ここは天津神明宮という場所。
バイク神社などと謳われているので、来てみました
のぼりも立っていて、
花もキレイです。
ここでも賽銭箱に5円玉を入れてお参りしたあと、
折角なのでバイク神社的なお守りとステッカーをいただく事にしました。
…が、
明らかにお会計(寄付というのかな?)を間違えられている…
…お守りのようなありがたいものをいただくのに、
お金の事で指摘したくないなぁ…と思いましたが、
まぁ間違いは間違いなので、「あれ?合計〇〇円じゃないっすか??」と言うと、
「あ、すいません。こっちと間違えてました」とさらり。
う~ん、折角神社に来てお守りをいただいたのに、なんだか気まずい空気になってしまったぞう
ま、いただいたお守りに罪は無い!
大事にバッグにしまい、天津神明宮をあとにしました
ではでは、鴨川方面へ引き返し、さらに北上。
途中で道を間違えたおかげで後回しになっていた「濃溝の滝」方面へ
到着。
一世を風靡した「濃溝の滝」こと「亀岩の洞窟」。
広大な駐車場・遊歩道が整備され、当時は観光バスがひっきりなしにやってきていたこの場所、
今やバイクが1台、軽自動車が数台…。まぁ平日なのもあるけど
そんな濃溝の滝なんですが、
滝を見に行く前にまずはフロです
駐車場のすぐ傍に、
濃溝温泉・千寿の湯という温泉があるんですけど、
ココ意外と好きなんですよね
入浴料1,000円、何の変哲も無い内湯が一個のみなので、
いつも空いてる!!!
…というのも良いトコなんですが、
お湯の湧き出るところに顔を近づけて匂いを嗅ぐと、
ほんのわずかに硫黄の匂いがするんですよ
このさりげな~~く薫る硫黄臭が良くて、
また、浸かっているとダラダラと汗が止まらなくなるトコロも、
温泉入ってるなぁ~~、って感じで気に入ってます。
今回もだいぶ長湯したんですが、
結局自分以外だれも入って来ず、のんびり湯浴みを楽しめました
さて、ではユデダコになった身体を冷ましつつ遊歩道を進むと、
すぐに「濃溝の滝」が姿を現します
以前はここに「自称キャメラマン」が押し寄せ、
三脚を立てて撮影に精を出しておりましたが、
今や、老夫婦と訳アリカップル?そして外国人の方が数名いるのみでした。
その代わり、鳥さんはいっぱい
折角のズームレンズなので、
鳥さんたちの生態を、
じっくりフィルムに…ではなくメモリーカードに収めるのでした
ブームは去ったとはいえ、
やっぱりココは見応えがありますね。ぽっかり空いた岩の間を流れる滝。
かれこれ7年ぶりくらい?に来ましたが、やっぱり良いですな
むしろ、人が少なくなった今の方が良い
…なんて思いながら、久々の濃溝の滝を堪能しつつ、
陽が西へ傾いてきたので先へと進みます。
帰路最短はそのまま房総スカイラインなんですが、
久々の房総、海沿いも出来るだけ多く走りたい
…という事で、再び一旦鴨川方面へ南下して、県道34号から内房に出ます
つづく。