ようやく朝9時を少しまわったところで、
レンタルバイク屋さんへ。
タッチの差で、VWのミニバンを借りに来たファミリーに先を越され、
店先で5~10分待つことに
そう、こちらのお店はバイクだけでなく、
おクルマも貸し出しているのです(むしろそっちが本業??)。
お店の入口にて
おっきいバイクも貸し出しているようですが、
少なくともそこのイラストの、エレクトラグライドみたいのとかは無さそうです
ようやく私の番となり、受付のおばちゃんに「Excuse me, I'm form Japan...」と話しかけると、
「あー、オーケーオーケー」と、すぐに作成済みの伝票を用意してくれました
こちらもパスポートやら、免許の中国語翻訳文などを提示し、
スムースに手続きが進んでいきます。
おばちゃんがわたくしの免許の中国語翻訳文を見ながら、
「大型二輪OK」の部分を指さして、GOOD!!みたいな事を言ってました。
スクーター大国のこちらでは、大型二輪に乗れることはステータスなのやも知れませんな
ま、今回お借りするのは125ccのスクーターですが
そんなこんなで、
事前にラインでやり取りしていたとおりの内容だったので特にトラブルなし。
デポジット(保証金)をカードで支払い、
レンタルバイク代は何故か現金で支払いました(折角両替したんだから現金はとっとけば良いのに、我ながら意味不明)
ちなみにデポジットは6000元(25000円強)でした。
4~5日借りるくらいなら、3000元くらいで済むみたいですが、
長期レンタルなのでね
まぁ保証金なので問題ないっす。
バイクはすぐに用意してくれて、
あと、これも事前にお願いしていたのですが、ヘルメットもお借りします。
LINEで「近くに、ヘルメット売ってるお店とかありますか?」って聞いたら、
「無料で貸しますよ~」と言ってくれたのだ
奥の部屋の棚にたくさんのヘルメットが並んでいて、どれでも好きなのどうぞ、との事です。
長い旅路になるので、疲れにくいのが良いなぁ、シールドはマストだなぁ、
と、色々物色していると、
なんと、今回台湾ツーリングに来るキッカケの一つとなった、
「ライダーハウス・ルート66」のオーナーさんがブログで
「ヘルメットはお店にプレゼント?してきた」と言っていた、
NOLANのヘルメットが置いてあるでゎないですか
写真は後日撮ったものですが、こちらのメットです
折角見つけたので、もうコレを借りる事にソッコーで決めました
これなら長時間走っても疲れなさそうだし、
何よりピンロックシートが付いているのが、もしも雨降った時なんかに心強い
コバヤシさん、このメットをもう一度旅に連れ出します
受付のおばちゃんに「これにしまーす」と持っていくと、
「あれ?一個でいいの??」と不思議な顔をされ、続けて
「友達は、いないの??」
…と、グサッと来る一言でたたみかけられた
いや単純に、一人じゃなくて誰かと一緒に台湾来たんだと思われただけなんですが、言い方よ
まぁ確かに、友達は多くないですけど~
てか台湾の人って、一人で遊ぶ(出かける、一人旅)文化?ってあまりないのかな??
さっきの朝食屋さんのおばちゃんとの会話でもそう言えば、
「旅行で来たの?」
「はい、そうです」
「あらまぁ、一人で???」
と、珍しそうな顔をされたのを思い出した
友達の有無に関わらずツーリングはソロ派のワタクシとしては、
普段もたまーに、特にバイク乗らない人との会話で
「こないだ休みでツーリング行ってきた」
「誰と?」
「いや一人で」
「えー、一人で楽しいの?」
などと言われる事があって、
そんな時は、
と答えるようにしているが、
台湾に来て数時間で立て続けに、こう珍しがられると、
「台湾の人は一人旅しないのかな~?」
「こっちの人から見たら、わたくしストレンジアニマルなのなかな~?」
…と、ちょっと思ってしまいます
…さておき、
続いて借りるバイクのレクチャーを受けます。
まぁヤマハのバイクなので、基本的に装備はシグナスに似ています。
「ルート66」のオーナーさんが借りたスクーターは、
アチコチ「うーん…」と思うところがあり、
返却時に虎舞竜にならないよう、全体の写真を撮っておいたようですが、
ワタクシが借りるBW'S Rは、比較的綺麗です。小傷は勿論ありますが。
自分、小心者なので店先で「証拠!!」とばかりに写真を撮りまくるのは憚られてしまったので、
お店との信頼関係を信じ、写真は撮りませんでした
なので、借りたその時の様子をココで載せようと思ったら写真が無いです(笑)
まぁ、外観は比較的キレイで、
エンジンとかも問題なさそう。
強いて挙げると、
・キーシリンダーの動きが渋い(特に給油口開ける時がめちゃ固い!)
→慣れれば問題ないべ
・リアブレーキランプの接触が悪く、レバーを軽く握ると点くが、握り込むと消えてしまう
→フロントはちゃんと点くので、一緒にかけるようにすれば問題ないべ
ってか走ってると、やたらブレーキランプがチラチラ点滅してるバイクが多かったけど、
台湾のスクーターはブレーキランプの接触が悪いのが仕様なのか?
・ホーンが鳴らない
→合図したい時にはちょっと困るけど、日本人はやたら威嚇でホーン鳴らすから、
日本人向けに敢えて鳴らないようにしてるのかななんて思ったりして(そりゃないか)。
ま、とにかく問題ないべ
…ちょっと走ったあとに気付いたのも含め、不具合はせいぜいこんな感じです。
ま、どれも問題ないべ
タイヤの溝もちゃんとあるし、ブレーキもしっかり効く。
そして何より、
この前、SUZUKIのディーラーにMyバイクの車検出した時は、
戻ってきた時に時計がズレててガッカリしましたが、
アチコチ不具合があるこのバイクでも、
時計は正確に合ってます(笑)
(↑写真はお店で撮ったのではなく、途中で給油した時のものです。なので時刻が2時42分)
さて、では荷造りに手こずっている間に、
おばちゃんが「大丈夫?」と言い残して、スクーターで颯爽と出かけてしまったので、
ワタクシもそろそろデッパツしますかね
つづく。