でゎ、輪島市から南下し、羽咋(はくい…最初読めなかった)市の方面へ
市街地を抜け、本日…というか今回のツーリング最大の目的地を楽しむために、
先に宿にチェックインする
羽咋駅からさらに少し南下した街道沿いにある、羽音碧々・・・というビジネスホテル
ここが本日の宿です
低層で、カクカクした建物は最初とてもホテルには見えず、
街道沿いからは工場か倉庫にしか見えなかった(トラックやバンが多数停まってたのもあり)
でも上の写真のエントランス周辺は、デザイナー物件って感じ。
そして館内は紛れもなくビジネスホテルであった
早速チェックインを済ませる。
なんと、コロナ禍による地域経済支援のためにこちらの地域独自でやっている、施設利用の補助券3,000円分をいただけた
飲食店や、マッサージ店など、その他いろいろで使える商品券のようなものだ。
あざっすこれで今夜は豪勢な夕食を食べれそうだ
また、フロントの女性の粋な計らいで、
最初フツーに駐車場に停めていたバイクを、良かったらエントランスの屋根付きスペース使ってくださいと案内してくださいました
そういった心遣いが嬉しいですよね
ちなみに、ここ数年能登半島で開催されている例の、バイクによるビッグイベントについて聞いてみたら、
やはりその時は、こちらの宿もバイク乗りで埋め尽くされるとの事
本来のビジネス利用の客はいい迷惑だろうが(笑)、その時に埋め尽くすバイク乗りのお客さんはみんな礼節わきまえた良いお客様ばかりだと、おっしゃっておりました
俺はあのイベントには興味ないけれど(人が集まるところが嫌いな陰キャなので)、
一般的にあまり良いイメージを持たれない「バイク」というモノ絡みのイベントで、そうしてマナーの良いライダーが集まるというのは素晴らしいですね
いつぞや行った、富士の方で毎年やっていたとあるイベントでは、
近隣のお店の方と話していると、
「毎年この日は、一日中地鳴りのような騒音が鳴り止まない…」と苦笑いで言われたのとは対照的ですな
それはさておき、
荷物を部屋にブッ込んで身軽になったところで、もうひとっ走り出かけましょう
メインステージに行くにはまだ時間があるので、
今日も汗だくになったし、ひとっ風呂浴びますか
つーわけで向かったのは、ココ。
宝達志水町(こっちの地名、マジ読めない)の温泉「宝湯」
…ってかこの写真、宝達志水町公式観光ホームページから拝借した画像なんですが、
何故、センターにブルドーザーが鎮座するこの写真を使ったのか
いや、ブルドーザーは何も悪くないですが…主役はその後ろの建物でしょうに
でも肝心のお風呂はなかなか良い感じで、
係の方も愛想が良くてGOODでした
ただ、露天風呂は何かプールの更衣室のような刺激臭がして、入るのは内風呂メインになってしまいましたが…。
何はともあれスッキリサッパリしたところで、んじゃ向かいましょう!!
もうお分かりの通り、
能登半島にツーリングに来たら必ず行かなくてはならないばしょ、
必ず走らなければならない道です
千里浜・なぎさドライブウェイ
(なにこの画像…)
言わずと知れたこのロード、
夕暮れ時に突っ走る事こそが、今回のツーリングのメイン
誰にも怒られる事なく、愛車で堂々と砂浜を走れるこのドライブウェイ
こんな事をしていても誰にも怒られません(ま、呆れられるけど)
以前来た時はDR-Zだったので思う存分突っ走れたけど、
やっぱりハーレーだと多少は緊張感があるかな
砂が緩い場所で不用意にアクセル開けると簡単に「ズルッ!」といっちゃうし
あとは、重いからやっぱり簡単に「埋まっちゃう」のですよね
前輪は、停車して左右にグリグリとハンドルを切るだけでも徐々に砂を掘っていってしまうし、
後輪に至っては・・・
ってコレはわざと掘ってんだろ
ハイトの高いタイヤが、それなりに埋まってしまいました
セルフ式・ダイナローライダー
誰にも怒られず、こんな事して遊べるのは楽しいですな~
でも、ふざけが過ぎると冷や汗かきます
↑の写真程度の堀り具合でも、もはや脱出不可となり、
アクセルを開けると後輪が空転して、穴掘りの続きを始めてしまいます
しかし、押せども引けども人力では、この鉄の塊は全く動きません
やべー絶体絶命
んでまぁなんとか脱出できたんですが、
後輪の前を手で一生懸命掘って、ゆるいスロープ状にしたら、なんとかタイヤが前へと転がりました
まったくもって、おバカな流れです。
でも、コレが楽しいのであった
おかげでバトルクルーズ・H50の溝は全て砂で埋め尽くされてしまった・・・
穴を掘る前に走った跡・・・
トレッドパターンがくっきりと
そして穴を掘った後・・・の走行跡。
スリック状態です
・・・ま、こんなバカな事ばっかりやっていないで、
ちゃんとまともに(?)砂浜も走りましたよ
しかも2往復半
でも、DR-Zならばちょっと言ったら怒られるくらいのスピードで爆走出来たけど、
ハーレーでは、そこそこのペースでクルージングって感じが一番楽しい(そしてそれが正しい)
んで、夏+砂浜なので、もっと爆混みを想像していたけど、
とても空いていて快適であった
そしてバイクは少なかった。クルマ9:バイク1、くらいの割合。
そりゃ~、ココがバイクで埋め尽くされるという某イベントの時は、さぞかし異様な光景だろうなぁ
そんなこんなで、陽が暮れてゆきます・・・
雲が出ているので、水平線に沈む夕陽は見られないでしょう・・・
雲の切れ間から再びコンニチハ
燃える夕陽もそろそろ見納め・・・
バイクの後ろ姿とかすかに望む夕陽・・・
In a sentimental moodですな
てかカッケーな、MY・FXDX(結局それかい!)
そして夕焼けの余韻を残し、陽は静かに消えていった・・・。
ありがとう、千里浜なぎさドライブウェイ
4年ぶりに、そして今回はハーレーで来れて良かった
数個前の記事の見出しで使った画像ですが、もう一度・・・
HARLEY-DAVIDSON in なぎさドライブウェイ
さて!!!
思う存分楽しんだところで、再度宿に戻ります
晩飯は、宿の近くの地元ローカル回転ずしでたらふく食うべ!!!
・・・と思っていたら、
まさかの本日休業
インターネット情報では定休日じゃなかったハズだが・・・騙された
つーわけで、羽咋駅の方までとぼとぼと20分くらい歩き、
最初に目星を付けていたお寿司屋さんへ
途中とおった、路地裏の民家。
し・・・シブい
羽咋の警察署・・・。
「けいさつ」をひらがなにして、親しみやすさアピールかっ
そして到着した駅周辺のお寿司屋さん。
中に入ると、5~6名のグループがコロナどこふく風とどんちゃん騒ぎを繰り広げていた
だがこの陰鬱としたご時世、明るく騒いでいる姿は、悪くない
カウンターに座ると、間もなくして若い女の子と「同伴」のオッチャンが隣に座る。
もう何言ってんのか分からないベロベロのオッチャン(もしやもうアフターなのか?)と、愛想振りまくオネーチャン。
この陰鬱としたご時世、こんな雰囲気も、悪くない
お店のお母さんも親切でマメに気が利くし、そんな楽しいムードの中、
俺は3,000円の地域活性クーポン券を駆使して思う存分晩飯を堪能することにした
お通しのマグロ山かけ。まずはここからスタート!
そして天然岩牡蠣、でっけー!!!
・・・あれ?俺って牡蠣食っていいんだっけ?そんなのかんけーねー!!
そしてお寿司やさんだから、寿司はがっつり食うぜ!と、上にぎり!!
おっきいお皿で出てきた瞬間、隣の同伴(アフター?)のオネーチャンが「すご~~い」と言っていた。
オッチャンには、悪い事をしちまったぜ・・・
「アラ」の刺身!
いや、黒板にそう書いてあったんだけど、俺は「アラ」って知らんかった
あら汁なら知ってるけど
お母さんに聞くと、「アラって、魚よぉ」とフツーに言われたけど、
後で調べたら「幻の魚」「大変美味」などと書かれていた。
確かに身がしまっていて、淡泊で、高級な味わいがしました
そう、赤身に見えるけど、実際は白身魚。なので非常にすっきりしてて美味しいのでした。
白貝を焼いてもらいました。
実はわたくし、白貝ってのも初めて食ったんですが、これは想像以上に美味しかった!!
また、味付けが良かったんだよなぁ~。御飯が進みそうな感じ!
ここでイカ焼き登場!!本能の赴くままにオーダーする。
マヨネーズは嫌いなので、一緒に添えてくれた七味をふりかけて、いただきます!
フィニッシュは、天婦羅盛り合わせ(ここにきて天婦羅かっ!!)。
野菜メインの天婦羅だったので、最後にスルッと食べちゃいました
いやー、喰った喰った
そうそう、途中でお母さんに「学生さんかしら?」なんて聞かれた
いやいや~、さすがにそれは!!
ご冗談がキツイっすよ
・・・でもまぁ、悪い気はしないのであった
そして帰りは、夜遅くにまた20分も歩いて帰るのは大変だからと、
お母さんがクルマで宿まで送ってくれました
あ~~~、楽しい夜だった
んじゃ、おやすみぃ
・・・の前に、
本日到着時のオドメーター。
32,464kmなり
でっぱつ時が32,312kmだったので、今日はざっと152kmしか走っておりません!!
でもたくさん寄り道して充実の一日でした
久方ぶりの千里浜ドライブも出来たし
んでゎ、
つづく。