というわけで、

 
DEBUTから20年の時を経て、
念願のGSX1300Rハヤブサを手に入れたワケですが、
 
納車時の緊張と興奮が少し冷めてきたところでアレコレ思った点を記録に残しておきます・・・
 
 
3.乗ってみて&触ってみてのあれこれ
 
 
3-1.  2000年式のGSX1300R隼について。
 
えー、色々とまさぐってみたワケですが・・・
 
①ハザードが無い!!
 
これは意外でしたね。
スズキは意外と細かいところまで気を回すメーカーだと思っていたのであせる
なにせ競技用マシンに保安部品くっつけただけみたいなDR-Z400でさえ、ハザード&パッシングが付いているのに・・・。てかそれより、車検通るヘッドライト付けてください、って感じですが。はい脱線しました
 
まぁ、海外仕様って事もあるんでしょうけど、ハヤブサにハザードが付いたのはだいぶ後らしいです笑い泣き
 
ついでに、パッシングもありません。
 
 
②左ハンドルに謎のノブ
 
ええ、その正体は・・・
 
 
・・・チョークです。
 
インジェクションなのにチョーク・・・
 
まぁ、TL1000Sもそうだったからな・・・
 
 
それこそ今持っているDR-Z400SMやハーレーFXDXにもチョークはあるし(てかどっちもキャブアセアセ)、
チョークは日常的にいじくってはおりますが・・・。
 
古き佳き時代の産物ですなぁ笑い泣き
 
 
でも、オートチョークでエンジンかかった途端にいきなりグオォォ~~~ン!!と5000rpmまでブン回る、KLX125みたいなバイクよりは、
手動チョークで自分で調整できる方が望ましいですね。
 
 
③メーター周りの先進性
 
もう20年も前のバイクを引っ張り出して、先進性もクソも無ぇだろうよいヒヨコ!!
 
 
・・・と言われそうですが。
イメージ 1
はいよっこらしょーーー!!
 
 
このメーター最高です爆  笑
 
キーONにした瞬間、針が一気に振り切れつつインジケーターが全点灯
もはやお祭り騒ぎです
 
 
市販二輪車で初めてステッピングモーターを採用したのが、このGSX1300R。
そして340km/hフルスケールメーター(目盛りは350km/h)を採用したのは、このGSX1300Rと、来夢先輩が駆るZX-12Rの2台のみ!!爆  笑
 
ぶっちゃけデザイン的な部分では、ZZ-R1100(D型)や、CBR1100XXスーパーブラックバード(前期)、RF400RV(後期)のようなアシンメトリーなメーターのほうがカッコイイと思うんですが(スーパーブラックバード前期のメーターが個人的には最高!!)、やはり340km/hフルスケールのこのハヤブサのメーターは男の子としては惹かれざるを得ないアイテムですね
 
 
その内容もなかなかです
 
☆時計
は?今更なに言ってんの?
的かもしれませんが、バイクに時計が付いているのは昭和生まれの人間からすれば充分驚くべきポイントです
 
 
☆燃料計
これまたナニ言ってんの??的ですが、
バイクに燃料計が付いていないのは結構アタリマエだったりします。
水温計や油温計は付いているのに、燃料計は無し!!とか。
 
 
☆左から燃料・回転・速度・水温の4連メーター、そしてそれを取り囲むインジケーター
高性能スポーツカーの代名詞、ポースチェを連想させる、いっぱい針があるメーター周りはそれだけで素敵ですチューやっぱりスポーツバイクは、液晶より針でしょうアップ
 
 
☆燃費計
これはマジで先進装備(当時)!!
瞬間燃費ではなく平均燃費です。
ツイントリップに連動していて、それぞれのトリップメーターの走行距離に基づいて燃費が表示されます
 
 
☆オドメーター
10万キロで一周では無く、100万キロで一周です
だれか、ハヤブサで100万キロ走ってください。と言わんばかりの自信(?)
 
 
 
と、メーターだけでだいぶ興奮してしまいましたが、次いきましょうDASH!
 
ヨッシャ、ツギイコ、ツギうさぎ
 
 
④ライディングポジション(乗車姿勢)
 
イメージ 2
この挑戦的なフォルム、
そして実測300km/hを超えた性能・・・
 
それゆえに、前傾は結構キツメですあせる
 
最近の、尖ったフォルムとカラーリングのわりに意外と優しい250ccクラスとは対極な、
ガチモードの前傾姿勢を強いられます
 
バーハンキットに換装する人が多いのも頷けますね。
ラクなポジションを求めたら、もう少し高くて手前の位置にハンドルがある事が望まれます爆  笑
 
 
だがしかぁ~~~し!!
 
この戦闘的なポジションが気分を高揚させる要因の一つ!!
 
隼という、最高で最強のバイクに乗るからには、非現実的感を味わうために、腰が痛い・肩が痛い・そして首が痛いなどと泣き言を言わずに、敢えてこのポジションを死守したいです
 
 
んで、街乗りチンタラポジションだと、上側のインジケーターがスクリーンに隠れて見えませんアセアセアセアセ
別に困りませんが、「伏せた時に真骨頂!」であり、「お前のそのポジションは本来俺様が想定する姿じゃないんだよ」と、ドMにはタマラナイ、ライディングポジションなのでありましたにひひ
 
 
⑤足つき
 
これは意外と・・・というか凄まじく良いです。
1300ccのスポーツバイク、そしてカタログの数字的にもかなりヤバいのを覚悟していたのですが・・・
 
安心です。
 
あまりの足つきの良さに、
「これローダウンサスとか、ローダウンリンクが入ってるんじゃね??」と、リア周りを覗き込んでしまったくらいですキョロキョロ
 
シート高850mmを超えるDR-Z400SM(さすがにつま先ツンツンですアセアセ)はもとより、
 
アメリカンバイクなので足つきは良いだろうと想像される、自分のハーレーよりも足つきはいいです、マジで笑い泣き
 
漫画「ばくおん」で、ちいさめ千雨ちゃんが試乗会でハーレーに跨った時、意外と足を開かされるポジションの為かなりキツそうでしたが(このリアルな描写が、本当に面白い!!ばくおん)、
そしてワタクシのは走りのビッグツインとして340mmのロングなリアサスを装備するFXDXなので、相当に足つきは悪い・・・爆  笑タラー
 
 
そしてなんと原付2種のプジョー・スピードファイト100よりも、足つきは良いですチュー
 
ヨーロピアンスクーターは「オトコの乗り物」なので、ヴェスパなどもそうですが足つきは大抵悪いのですが、
スピードファイト結構悪いです、足つき。
 
 
それらのバイクと比べると、GSX1300R隼の足つきは、とてもヨロシイ!!です爆  笑
身長160cm以上ならば、問題なく乗れるのではないでしょうか。
 
スカイウェイブ250に乗った時同様、スズキのユーザーフレンドリーさに感銘を受けた次第でございます照れ
 
 
 
⑥取り回し
 
どうなのよ?このグラマラスなぽっちゃりボディーは??
 
 
・・・と思いますが、
 
「悪くはない!」です
 
 
まぁそれは即ち、「良くもない!!」なんですが、
 
300kg級のハーレーと比べたら、楽勝です王冠2
 
まぁクルーザーやオフロード、モタードに比べたらもちろんハンドルの切れ角は少ないんですが、
それでも取り回しで困る事は無さそうですウインク
数値ほどの重さも感じないです。
 
 
⑦走ってみて
 
 
先にも述べた通り、クラッチミートには気を使いますあせるあせる
そりゃまぁ世界最速(だった)バイク、
アイドリング回転付近から、とんでもないバケモノのようなトルクを発生しているんだから、
これで「優しくねラブラブ」なんて言うのも無理なオハナシでしょう笑い泣き
 
でも、走り出してしまえば至極安定の乗り心地ですグッ
 
 
エンジンは超スムースネスで、6速に入っていて1000rpm前後に落ち込んでも、多少のガクガク感はあれども問題なく走ってくれます。
 
それでいて開ければ開けただけパワーをご馳走してくださるエンジン爆  笑
 
そしてハンドリングも秀逸ですチョキ
 
 
これだけの大排気量・そして巨体にも関わらず、クセの無い、安心感のあるハンドリングです。
 
 
交差点の左右折も、とても安定感があり、
むしろもっとズバッといきたくなるような、乗り手にアドレナリンを提供してしまうようなニュートラルかつ挑戦的なハンドリングです笑い泣き
 
 
⑧ドンつき
 
初代ハヤブサでよく言われる「ドンつき」
 
まぁ、初期型TL1000Sに乗っていた身としては、どうってこと無いですねウインク
 
てか、調教されたおだやかなバイクって、乗っててツマラナクね!?
 
 
⑨燃費
 
・・・は、相当悪いのをカクゴしてました滝汗
 
なにせ20世紀最後の世代のバイク。
 
この時代のバイクは燃費が悪いのはアタリマエだのクラッカーです笑い泣き
 
 
それこそ私が乗っていた初期型TL1000Sはリッター10kmで、
ヤマハV-MAXも同様な数値、
世界のホンダが誇るCB1300やX-4でさえ、軒並み同様の数値。
 
 
 
んで、我がGSX1300Rの燃費はと言うと・・・
 
 
 
意外と優秀キョロキョロハッ
 
 
それこそ納車から帰宅までのド渋滞のみの数値は「リッター13km台」でしたが、
 
マトモな市街地走行ではリッター15~17km、
 
ツーリングではのびのびと数値を伸ばし、
 
 
高速道路に至っては
大してエコランもしていないのに20km/lを超える始末チュー
 
 
これにはさすがに驚きましたねニヤリ
 
時速300km/hを超えるバイクにして、燃費はリッター20kmオーヴァー。
これって、ヴィッツやマーチがその気になれば300km/hオーヴァーしますよ、的な凄さなんですよねニヤリ
 
スズキの技術力おそるべし。
 
 
⑧ブレーキ
 
効かねえ・・・
 
それが率直な感想です。
 
 
ちょっとスピード出してみたかなチュー
的な速度からブレーキングを試みると、
 
あれー、効かないアセアセアセアセ
 
ってなもんで、停止線を越えてしまったタラー
 
 
 
「指一本でのジャックナイフもお手のモノ」と言わしめたTL1000Rと同時代のバイクだ。
効かないワケは、ないだろうショボーン
 
もちろん、ガツンと握ればそりゃー効くだろう。
 
でもアクセルワークに至極繊細な操作を求められるだけに、ブレーキも慎重になってしまう。
すると、思ったほどには効かない。
 
 
 
エンジンの性能(ウルトラスムーズ)
車体の安定感(コーナリングに不安なし)
 
に対して、
 
 
クラッチワークの気難しさ(ガツンと繋がりますよー)
ブレーキのフィーリング(エンジンの凄まじさに対して、ファジー??)
 
 
と言った感じですかね?
 
 
でも175psのとんでもねーバイクにしては、乗りやすいです爆  笑
 
 
・・・つづく